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投資信託が値下がり!不安で売るべきか迷った時のメンタルとは

投資信託が大きく値下がりをしてしまったとき、これからもっと下がるのではないかと不安になることがあります。

そんな時は売ったほうがいいのか、それとも我慢したほうがいいのでしょうか。

細々と積み立てた投信が元本割れ

これを書いている2020年3月現在、新型コロナウィルスによる暴落で、僕の積み立てていた投資信託もで値下がりしました。

大した金額ではないのですが、先進国株式のインデックス型ファンドに28万円ほど積み立てて一時期33万円近くになっていましたが、今現在は23万円と元本割れをしています。

 

元手が28万円だから5万円程度の損失で済んでいますが、金額が10倍、100倍だったらと思うとゾッとしますね。

値下がりした時こそ長期的思考で考えるべき

このような「ショック」時にはどうするべきなのでしょうか。

結論からいうと、長期投資で購入していたのなら不安に負けずに持ち続けるべきだと僕は思ってます。

経済情勢が不安定になるとどこまでも落ちていくような恐怖感に加え、ネット掲示板やソーシャルメディアなどにあふれる「まだまだ下がる」とか「もう終わった」と不安の渦や集団心理に飲み込まれてしまいそうになります。

そんなときは目の前の価格の変化よりも視点を引いて、超長期の市場推移をみるようにします。

まずはNYダウの過去100年の値動きをご覧ください。

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見事な右肩上がりですね。

100年なんて長期間すぎて実感が湧かないかもしれませんのでもう一つ。下のグラフもNYダウですが、こちらは過去30年弱の推移です。

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ところどころ株価が大きく下がる局面もあります。特に一番右のコロナウィルスによる世界的ショックの影響は甚大ですが、それでもグラフ全体を見れば上昇を続けています。

物価上昇もあるので単純比較はできませんが、それでも長期にわたって投資をしていたら、リーマンショックとコロナショックをモロに食らってもまだまだプラスなのです。

投資は期間が長くなればなるほどリスクが小さくなるといわれます。

短期的な思考で見てしまうと、その時の経済情勢によって「いいとこ取り」をすることもあれば、逆に「悪いとこ取り」とすることもあります。短期的にうまくいけば「ラクに稼げた」と思えますが、逆ならば「怖い」と感じるでしょう。

企業や経済、市場の心理などを研究することで、値上がりや値下がりを予測してより効率的に資産を増やすことも可能でしょう。しかし僕は株に関してはズブの素人で、今の時点ではそこまで勉強したいとも思っていませんので、「人よりうまくやる」ことについては最初から捨てて臨んでいるのです。

積み立て投資や長期投資、ほったらかし投資といったものをやっている人の多くは同じではないでしょうか。

しかしそれでもリターンを得られると信じています。インデックス型投資信託のいいところは、僕のような人間であっても長期投資をすればほったらかしで相場の平均リターンに期待できることだと思います。

であるならば、短期的にどうなろうとも、「トータルではリターンが出る」ことだけにフォーカスして投資を続けることが重要だと思います。

投資対象を信じられるか自問

しかし、何も考えずにただ持っていればいいわけでもありません。

その投資対象はどのようにして選択したのか。その投資対象と心中できるくらいの信念があるのか。リスクを許容範囲内に抑えているのか。

これを自問する必要があります。

もともと短期売買で利ざやを取る「投機」目的でやっていたのならば、想定を超える値下がりをしたら不安になるし、多くの場合は感情を排して損切りをしなければいけないでしょう。

なんとなく人気だから、誰かに薦められたからというだけの理由で投資したものも、何かあった時には不安感が先に来るでしょう。

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逆に、最初は他人の受け売りであろうとも、自分なりに考えた上で長期的成長を見込めると納得して選んだものならばすぐに心が揺らぐことも減ると思います。むしろ、多少の値下がりでは心が揺らがないくらいに自信を深めてから選ぶべきだと思います。

僕は投資信託に関してはアメリカ株または外国株(先進国)のインデックス型だけを買えばいいという考えですが、その理由は単純で、アメリカの経済成長を信じているからです。

上のグラフでも紹介したようにアメリカの成長は凄まじいですが、この成長は偶然ではなく、資本主義が絶えず成長を求めるシステムであること、そして人類の果てなき探究心と可能性に加えて、アメリカという国のパワーによってもたらされたものだと思っています。

アメリカはその広大な国土とオープンで自由な文化、それに建国以来の移民政策により世界中の才能を引き寄せ続けてきた国で、現在の世界がアメリカを中心に回っているのは、好き嫌いは抜きにしても必然だと思っています。

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であるならば、次の30年後においてもアメリカの成長を信じる材料の方が多い、つまり株価は上がっている可能性の方が高いだろうと考えます。

蛇足ですが、日本は1989年のバブル絶頂期につけた最高値を、30年以上経った今もまだ回復していません。

日本は明治の近代化、戦後の発展など、外圧によって破壊的な変化がもたされない限り変化が起きない代わりに、ひとたび古い制度や慣習の束縛から解放されたときには凄まじい強さを秘めている国であると、日本人の一人として信じています。

ですがそれがいつ起きるのかはわからないため、日本への長期投資に対しては消極的なスタンスをとってしまっているというだけです。

 

僕も最初は日本株や新興国株などもやってみたのですが、やはりアメリカ株が一番納得できるという理由でそれを選んでいます。「納得できる」とは、アメリカの成長を信じているし、逆にアメリカ経済が壊滅的に縮小したとしても許せるという意味でもあります。

なんてカッコつけましたが、僕が積み立てたのは28万円だけです。このように、投資額を減らすことでもリスクも抑えられるので、もし投資対象について考え直した結果、「一時の不安感ではなく長期的にどうしても信じることができない」と判断したのなら、投資額を減らすことでリスクを調節する必要があるでしょう。

ちなみにですが、アメリカ株の投資信託は商品も少なく、まったく扱いがない場合もあります。そんな時僕は先進国株のインデックスファンドを選択するようにしています。先進国株は欧米やオセアニアなどの先進国株を組み合わせたものですが、アメリカ株の比率が65%あるので、アメリカをかなり反映した商品といえます。

投資信託の選び方や考え方については、こちらの本がかなり参考になりました。インデックス型のファンドを推奨していますが、証券会社や商品の選び方とその理由を丁寧に説明してくれるのでおすすめです。

 

投資信託やインデックス投資についてはこちらの記事でも解説しています。

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