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コロナ禍中のタイ入国と隔離生活のメモとアドバイス

2021年1月30日

2021年の1月に日本からタイに入国したので、その際のことをメモしておこうかと思います。実際に体験して分かったこともあるので、アドバイスというほどでもないですがこれからタイ入国を予定している方の参考になればと思います。

全体の流れ

  1. ビザを用意する
  2. COE(Certificate of Entry=入国許可証)の事前承認を申請する
  3. タイ大使館からCOEの事前承認の通知がメールでくる
  4. 航空券とASQ(隔離)ホテルを予約する
  5. 医療保険に加入する
  6. COEの本申請を行う
  7. 渡航前に実施するPCR検査を予約する
  8. COEが承認された旨がメールで通知される
  9. 渡航72時間前にPCR検査を受け、英文の陰性証明書と搭乗時健康証明書(Fit to Fly)を取得する
  10. 必要書類を全てプリントアウト
  11. 出発
  12. 到着、入国手続きのあと、ASQ施設まで送迎される
  13. ASQ施設にて15日間の隔離生活

手続きの詳細については以下のリンクを参考にしました。

http://site.thaiembassy.jp/jp/news/announcement/9763/

随時情報が変わる可能性があるので、常に最新情報をチェックするようにしてください。

2021年1月現在、ビザ免除プログラムでの入国も可能だそうですが、15日間の隔離要件はロングステイの人と変わらないので、この要件が緩和されない限りは短期の観光や商用で訪れる人はほとんどいないでしょう。

渡航費用

2021年1月現在、こんな感じでした

  1. COEの申請費用は無料
  2. 航空券はタイ航空の東京バンコク便が片道5万円(エコノミー)
  3. ASQは自分はトータルで15万円くらいのパッケージを利用した。価格帯は最安でも10万円弱、上は青天井らしい
  4. 医療保険は滞在期間によるが、ロングステイの場合は1年の加入が必要で8万円(24000バーツ)だった
  5. PCR検査と英文証明書の取得が38000円。保険対象外

こんな感じで、トータルで30万円ちょいかかりました。「片道の旅費が30万円!?」と驚かれますが、2020年まではASQ施設も選択肢が少なく、フライトもタイ大使館経由で正規運賃のビジネスクラスしか買えず、トータルで70万円とかかかっていたらしいので、これでもだいぶ安くなったみたいです… 早く終息して、航空券だけで移動できる世界に戻ってほしいですね。

航空会社を日系にしたり、ホテルのグレードを上げれば値段はいくらでも上がっていくでしょう。逆にもっと安くするには、航空券、隔離ホテル、医療機関の費用を少しずつ切り詰めることは可能だと思いますが、そこまで大きな削減にはならないと思います。

航空券ならば複数国を経由する安いチケットがあるかもしれませんが、価格が極端に下がるとも思えません。

ホテルに関しても、最安でも一泊2000バーツくらいはかかるようなので、これも節約の限界があります。パッケージの中には二度のPCR検査が含まれていうので、これがそれなりの割合になっている気がします。

COEの申請期間

COEの発行はタイ大使館の仕事なので一概にはいえませんが、僕の時は意外とスムーズで、事前申請、本申請ともに申請した翌日の午前中に承認されました。なにより全てがオンラインで完結するのは助かります。

COEの事前承認申請から出発までの期間は9日間でした。ギリギリの最短を狙うのであればもう少し短くすることも十分できたと思いますが、想定外のことが起こって飛行機やホテルの予約を変更するのも面倒だと思い、多少の余裕をみて予定を作りました。

医療保険加入の注意点

タイ政府が求める医療保険ですが、僕は上述のタイ大使館のウェブサイトにあったリンクから保険を購入しようとしたのですが、このウェブサイトでトラブルが発生しました・・・

支払い方法をクレジットカードにして三井住友のマスターカードで決済しようとしたところ、エラーが発生して、そのままカードが止まってしまいました。その時は別のカード(UCのマスターカード)で決済したところ無事に完了しました。

翌日三井住友カードのコールセンターに電話したところ、不審な海外サイトということでセキュリティのシステムによってブロックされたそうです。でも、決済の時はカード情報だけでなく追加セキュリティのワンタイムパスワードまで入力させたのに、その上で決済を否認してカードまで止めるって意味不明ですね。

電話で状況を説明したらカードを再び使える状態に直してくれたのですが、海外サイトで使うたびに落ちそうなカードってどうなんでしょうね。それだけでかなり利便性を損なっていると思います。ちょっと不満タラタラですが…

隔離生活・食事

僕はRoyal President Bangkokというホテルを選びました。理由は値段が安めだったのと、デスクがあって部屋がゆったりしているように見えたからです。一泊66ユーロ、パッケージ全体で15万円くらいでした。

新しいホテルではないものの、部屋にはそこまで不満もありませんでした。ただデスクとセットだった椅子の質が見た目ほどよくなく、長時間座ると腰が痛くなり、最終的にはソファに座っている時間が増えました。

食事は洋食かタイ料理がほとんどで、前の日に電話で「明日は洋食?それともタイ?」とだけ聞かれるか、LINEで「明日のメニューを選んでください」とリンクが送ってくることもありました。

オムレツ、ソーセージ、トムカーガイ(鶏肉とココナッツミルク)カレーの割合が高く、味付けもワンパターンですが、タイ生活に慣れている方なら「別に美味しくはないけど・・・」なんていいながら普通に食べられるでしょう。

まれに鶏肉の照り焼きとかカツカレーといった和食っぽいメニューもありました。和食の味は「地方都市の日本レストランの味」といったところでしたが、不満よりも、たまに気分転換になった嬉しさの方が大きかったですね。

僕は食のハードルが低めなので食事に大した不満もなかったですが、外資系航空会社の機内食とフードコートの食事みたいなのがひたすら続くので、「食事は譲れない」と思う方は、「ソラリア西鉄」みたいな日系ホテルがいいのかもしれません。ここもASQをやっていて、しかも和食も選べるそうですよ。

食事の量に関しては、比較的大食いな男としては「主食(ご飯やパン)の量が少ない」と感じましたが、3食決まった時間に出てくるので、お腹が空く前に「もう食事の時間か」って感じでした。ただ夜は17時と早いので、遅くまで起きていると夜中にお腹が空くということはありましたね。

ルームサービスもあるそうですが、室内にはメニューがなかったし、一度頼んだらクセになりそうなので控えてました。隣の部屋の住人は途中から毎日宅配ピザの箱みたいなのが外に置いてあったので、おそらく誘惑に負けてルームサービスのピザを頼んでやめられなくなったパターンでしょう。

その代わり、出発前に日本のスーパーでインスタント食品を調達しておきました。持ってきてよかったと思ったのは

  • インスタントのコーンポタージュ、わかめスープみたいなスープ類
  • スティックタイプのカフェラテやカプチーノ。部屋にあるインスタントコーヒーでは物足りないのでこれも飲んでました
  • 個装タイプのチョコレート。夜中に少しずつ食べていた
  • 使い切りタイプのマヨネーズ。食事にレタスとかトマトが添えてあるのにドレッシングもマヨネーズもついていないので、自分でかけてました

サバ味噌とかの缶詰もいくつか持ってきたのですが、食事は洋食かタイばかりだし、主食が少なめでおかずに困ることはなかったのであまりありがたみはなかったです。

それよりも夜に小腹が空いた時に単体で食べられるようなカップヌードルやスープパスタとかをもっと持ってくればよかったと思います。カップがかさばるので2個しか持ってこなかったののですが、カップなしのものもあるので、下みたいなのを持ってくるのがオススメです。


僕の滞在した部屋には最低限の食器はありましたが、スープカップはかなり小さかったので、念のため少し大きめのスープカップを持ってくると安心かもしれません。あと、食器がいつも機内食みたいなプラスチックのスプーンとフォークで使いにくかったので、割り箸もあって損はないかなと思います。

またこれは食事ではありませんが、サプリとか最低限の市販薬を持ってくるといいかもしれませんね。隔離中は運動不足になりますし、僕はパソコンをいじり過ぎて肩が凝り頭痛がしてきました。隔離中に体調不良を訴えると大げさな扱いを受けそうですし、「肩が凝ったからマッサージを呼んでくれ」なんていっても叶わないので、黙って頭痛薬を飲みたかったのですが、持ってこなかったので少し後悔しましたね。

隔離生活・ネット

隔離中はやることがなくネットを使っている時間がほとんどなので、どのASQホテルも無料WiFiを用意しているでしょう。

僕の滞在したところも各部屋にはWiFiが完備していましたが、速度はあまり早くない上に、不具合で全く使えないことも何度かありました。

なぜかスマホでのLINE通話だけがうまく使えませんでした。通話自体は始められるのですが、すぐに音声が途切れてしまいます。FaceTimeやFacebook  Messengerは問題なかったので、途中からそちらに切り替えていました。

タイは今でも頻繁に停電する国なので、ネットが切れたくらいで騒いでもいけないのですが、隔離中はネットくらいしかすることがないので、ネットが快適でないとストレスが溜まりますね。

僕は仕事をしていましたが、接続が遅くてオンライン会議の音声通話や画面共有がまともにできなかったり、肝心なときにネット接続が落ちたり…

どうしても必要な時は日本の携帯でデータローミングを有効にして使いましたが、「世界定額」みたいな海外ローミング定額プランでも1日3000円とかかかってしまうので、できる限り使いたくないですよね。現地のSIMを調達すれば安価にデータも使えますが、到着時点では「取扱注意」の隔離対象者なので空港内を自由に歩き回ることもできませんし…

動画鑑賞の注意

ご存知の方もいると思いますが、動画視聴サイトは契約した国からしか視聴できないものがほとんどです。

例えば、日本のNetflixやAmazonプライムビデオはタイからは直接視聴できないので、「隔離中は映画三昧😊」なんて思っていたのに閲覧ができず地獄・・・なんてことにもなりかねません。

幸いにも、これをかい潜る方法はあり、以下の記事で詳しく解説していますのでぜひご覧ください。

海外から日本のドラマや映画を見る方法

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二週間は長いですが、僕の場合は発狂するというほどではありませんでした。これは僕がインドア派ということもあるかもしれませんが、隔離された中で楽しむことを探していけば時間は早く過ぎてくれると思います!

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