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タイのOビザ延長手続きとイミグレ攻略法

2017年4月14日

チェンマイにおける家族ビザの更新手続きのに関しては、下の記事で最新版を公開しています。そちらも合わせてご覧ください。

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【2019年更新】チェンマイでの家族ビザ更新手続き

↓↓↓最新記事はこちらをご覧ください↓↓↓ 先日タイの結婚ビザ(Oビザ)の更新申請をしてきました。 その時の手続き方法を備忘録としてまとめたのですが、同じような境遇の方がいらっしゃれば参考になるかなと ...

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先日、チェンマイのイミグレーションで、滞在ビザの延長許可を受け、同時に再入国許可も取得してきました。

今回の記事では、自分への備忘録も兼ねて、以下の内容を紹介したいと思います。

  • 2017年4月時点でのチェンマイのイミグレーションの状況
  • タイ人と日本人の結婚ビザで必要な書類
  • イミグレーションの手続きに関する全般的なアドバイス
  • タイのイミグレーションのサイトをのぞいてみる

この記事では、僕個人の経験に基づいて手続きに必要であった書類や一般的な注意点を紹介しています。

実際の手続きと必要書類は状況やビザによって異なる場合がありますし、将来、変更がある可能性もあります。予めご了承ください。

はじめに

僕が持っているのは、Non-immigrant Visa Type Oです。

このカテゴリのビザは、タイ人の配偶者や家族に発給されるものです。

僕が紹介する手続きは、タイ人女性と結婚している日本人男性が、Oビザを申請するという特定のケースに限った話です。

さらに言えば、婚姻は、先に日本で成立させてから、その後タイでも行ったケースです

それ以外のケースでは、例えば、「タイ人男性と結婚している日本人女性」とか「日本よりも先にタイで婚姻登録をした」というでも必要な書類が異なって来る可能性もあるので、ご注意ください。

当然ですが、結婚以外のビザは必要書類は全く異なります。

個々のケースに関する詳細は、他のサイトを参照するか、イミグレーションに直接お問い合わせください。

僕が参考にしたサイトをいくつか紹介します。

他には、僕自身の経験から、おそらくどの種類のビザでも必要になる書類に関する注意点や、タイのイミグレーションとうまく付き合うコツをお伝えしたいと思います。

というのも、僕は、自分のことを短気だとは思っていませんが、タイのイミグレーションに来るとついついヒートアップしてしまうのです。

  • 暑い中、蚊も多い屋外での長い待ち時間、
  • 高圧的な担当官とのやり取り、
  • 「聞いてないよ」と叫びたくなる理不尽など、

ストレスが重なった結果だと思いますが、

ビザ更新申請の日といえば、毎年妻と大ゲンカするのが恒例行事となっていました。

イミグレーションのルールで、延長申請の際は妻と一緒に来ないといけないので、一人で来るわけにもいきません。

そんな僕たちですが、今年はついに、ケンカをすることなく無事にビザを更新することができたのです。

そんなわけで、日本のサービスに慣れた人間が、諸外国のお役所でスマートに立ち回る術を紹介していきしょう。

チェンマイ・イミグレーションの状況

移転した新オフィス

2017年現在、チェンマイのイミグレーションは、空港付近のオフィスから、プロムナーダ・リゾート・モールへ移転しました。

2016年中頃までは、一部業務は古い空港付近のオフィスでやっていたのですが、今は全ての窓口がプロムナーダの新オフィスに移転しました。

それまでの間は、新旧のオフィスと結ぶ無料のシャトルバスのサービスがあったらしいですが、2017年4月現在、どうなっているのかはわかりません。旧オフィスが閉鎖になった以上、シャトルバスを運行しているとは考えづらいです。

また、プロムナーダが、市内各所とのシャトルバスも運行していたとも聞きますが、それがどうなったかも知りません。

ですが、今後サービスが拡充されるとも思いがたい状況です。

というのも、このプロムナーダ、かなりまずい状況に見えるんです。

いきなりつぶれてなくなるなんてことはないと思いますが、すでにテナントはガラガラで、閉店も相次いでいます。

賑わっているのは、皮肉にも、イミグレーションオフィスと、夕方になると忽然と現れる屋台だけです。

ここには、麺がモチモチのおいしいつけ麺屋さんも入っているので頑張ってもらいたいですが・・・

 

イミグレーションは、一階の遊歩道付近にあります。

かなり急ごしらえの印象があるオフィスですが、利用者の立場からすると、以前よりはだいぶ快適になりました。

前のオフィスは、狭くて暑苦しく、トイレも汚く、休憩スペースがほとんどなかったので・・・

混雑する日は?

僕たちが延長申請に行ったのは、3月のある金曜日でした。

朝6時前に到着すると、結婚ビザの列には、すでに先客が4組いました。

以前はもっと多く人が多かったので、ちょっと嬉しい驚きです。

過去のある年など、朝の5時前に行ったのに、すでに15組ほど先客がくらいいたこともありました。

ちなみに窓口が開くのは9時です。

朝5時から並びとか、ドラクエの発売日じゃねーぞって感じです・・・

 

おそらくですが、金曜日は狙い目だと思います。

逆に、月曜日は避けた方がいいと思います。

 

思えば、過去の申請はいつも月曜日に行っていました気がします。

書類の準備が結構面倒なので、週末に頑張って準備して、いざ準備が終わると、

「早いところ終わらせてスッキリとしたい」という気持ちになります。

それで月曜日の朝に特攻するパターンだったと思います。

おそらくみな同じような考えで、それで月曜日に人が多く来るのだと思います。

休み明けは役所は混み合うと言いますしね。

 

今回は金曜日だったから人が少なかったのかもしれません。

年に一度のことなのでサンプルも取れないのでなんともいえないですが、次回も金曜日に行こうと思います。

朝の状況は?

朝は、8時まで何も起こらないので心を無にして待ちましょう。

椅子が置いてあるので早く来れば座って待てます。

朝8時になると若い職員が現れます。

その職員に申請書類を簡単にチェックされます。あからさまな不備などがなければ、受付番号を渡してくれます。

受付番号をもらえば、あとは朝9時までは何もありません。

近くに売店があるので、食事をしたりコーヒーを飲んで一休みましょう。

遅く来ると追い返されることも・・・

僕が初めて延長申請に訪れた時、朝8時半にイミグレーションに到着しました。

9時オープンなのだから、朝8時半に行けば十分だろうと、何の疑問も持たずに思っていました。

しかし、僕はこの日、受付番号をもらうことすらできませんでした。

理由は「遅すぎたから」でした。

 

「8時半が遅すぎるとは何事だ!」と、ムキになって怒りましたが、結局何もしてもらえませんでした。

むしろ相手の職員の方が逆ギレして、「これがここのルールだ」と怒鳴られました・・・

ただ、再入国許可や90日レポートなどはこんなに早く来る必要はありませんよ。

これらの処理は、午後から来ても対応してもらえます。

他のビザのことはわかりませんが、結婚ビザの延長申請は、特に処理に時間がかかるため、朝の時点でその日の受付が打ち切られるようです。

なので、結婚ビザの延長の場合は、朝イチから行った方がいいでしょう。

ぼやきコーナー・・・

しみじみと思うのですが、日本の役所って、本当にサービスが良くなりましたよね。

日本の入管の手続きも何度か経験しましたが、いつも丁寧な対応で本当に驚きました。

しかし忘れてはならないのは、ここはタイであること、そしてタイにおいて、入国管理業務は警察の所管だということです。

タイの警察といえば、100倍を超える厳しい倍率の競争に勝ち残ったエリートたちです。

まさに「ザ・勝ち組」「ザ・お役人」です。職員は若いうちから仏頂面をマスターしています。

おそらく、職員の誰も、窓口業務が行政サービスだなどと思っていないことでしょう。

当然ですが、挨拶などしません。挨拶は平民が先にするものです。

ましてや公衆の面前で平民に大声を出されるなど、とても受け入れられることではありません。

僕のように感情的になって、役人に向かって大声を出しても得をすることは一つもありませんので、注意しましょう。

午後まで待たされる覚悟で

オフィスの始業は9時ですが、結婚ビザの延長申請の場合、一件一件の処理にかなり時間がかかります。

そのため、ひと桁台の受付番号でもかなり待つことがあります。

場合によっては、午後まで待たされることもあるので、覚悟して臨みましょう。

「今日は夕方までに終わればいい」

くらいの気持ちで臨めばそれほど焦らずにすみます。

過去の実例

朝5時に並び、

実際に僕の番号が呼ばれたのは午前10時すぎ、

処理が終わったのが11時ちょっと過ぎでした。

これだけでもなかなか疲れますが、その後にオマケもついてきました・・・

受付処理が終わると、「延長申請中」というスタンプをパスポートに押してくれ、滞在期間が一ヶ月ほど延長されます。

そのスタンプを押されたパスポートを返してもらって、はじめて家に帰るのです。

普通はここまでくればそんなに時間はかからないのですが、なかなか僕の名前が呼ばれません。

 

1時間近く待ち、12時ちょうどになっても帰ってこないので、窓口で聞いてみると、昼だから1時過ぎにまた来るように言われました。

未熟な僕はここでも怒りを爆発させてしまいました。

状況を説明して不平を伝えましたが、何も結果は変わりません。

疲労とストレスもあり、そのまま妻ともケンカになり、なに一ついいことはありませんでした。

タイ人女性と日本人男性のOビザ延長申請

それでは、僕のケースで必要になった書類をみていきましょう。

冒頭でも書いた通り、僕は、

  • タイ人の妻と結婚している
  • 婚姻は先に日本で行い、その後、日本での婚姻を根拠にタイでも婚姻を届け出た

ケースです。繰り返しですが、必要書類はケースバイケースなのであらかじめご理解のうえ参考にしてください。

TM7フォーム

ビザ延長申請のフォーム。

イミグレーションにもたくさん置いてあるが、ここからもダウンロード可→ http://www.immigration.go.th/nov204/download/form_tm7.pdf

2018/2/1 追記

TM7フォームが改訂された模様で、上のリンクが壊れていました。

改訂版はこちらからダウンロードできます。

今後、こちらもダウンロードできなくなった場合は、Googleで、「Thai TM7」と検索して、www.immigration.go.thサイト内のPDFを選べばよいかと思います。

いつも理不尽に思っているのだが、全く同じ内容の申請書を2セット作成している。

一つはバンコク(本部か?)に送る用で、一つはチェンマイで保管するんだとか。

コピーでもいいのかどうか不明のため、いつも手書きで2セット同じものを作っている。

いつも言われるのが、申請書にタイの電話番号を書くように言われる。

電話番号欄はないので、裏面の余白に書いておく。

妻のIDカードの写し

タイの国民IDカードの写し。表と裏両方。2セット。

余白部分に妻のサイン。

申請時は現物も持参。

妻のタビエンバーン

最初のページと今住んでいる場所がわかるページの写し。

2セット。全てのコピーした紙に妻のサイン。

申請時は現物も持参。

僕たちの場合、住んでいる家に妻の名前が住民登録されていない。

妻の住所は、妻の実家にしてあるためだ。

実際に住んでいる住所と住民登録の住所が異なってもそれほどおおごとにはならないが、その場合は両方のタビエンバーンの写しを2セット提出しないといけない。

夫のパスポート

最初のページと、理不尽ながらもスタンプが付いているページを全部コピー。

あと、最後に入国した時のDeparture Card(白地に青い字のあれ)も忘れずコピー。

2セット。全てのコピーした紙に夫のサイン。

当然、パスポートは現物を持参。

 

また、年の途中でパスポートが切り替わった場合は注意が必要。

この場合、事前に新旧のパスポートをイミグレーションに持っていき、新しいパスポートの方に、古いパスポートにあるビザや再入国許可を押してもらう。

その上で新しいパスポートのコピーを取る。同じ日に両方はできないので、2日に分けないとならない。

家までの地図

イミグレーションから家までの地図。

前まではGoogle Mapの印刷したものでもよかったが、今はダメになったので、手で書く。2枚。

イミグレーションには専用の用紙があるが、それはダウンロードできない。

手書きであれば適当な紙でも大丈夫と思われる。

余白には夫と妻の名前。住所。タイの電話番号も書く。

妻と夫がサイン。

銀行の残高証明書

まず、夫の名前で40万バーツ以上の定期預金を作り、それを2ヶ月おいておかないといけない。

そして、その口座の残高証明書を銀行で発行してもらう。これは1通でよかった。コピーを1枚。

サインはしない。

 

妻によると、発行日を含め2日以内のものだけ有効らしい。発行日は当然イミグレーションにくる余裕などないので、次の日しかないわけで、相当無理があると思うのだが、真偽は不明。

だが不安なので、いつも発行した次の日にイミグレーションに行っていた。

僕の場合、カシコーン銀行を利用。この口座は一切触らずにそのままにしておくと信頼度が上がるらしい。

銀行の通帳

上記の口座の通帳の現物を持参。

念のため、最初のページと最後の残高がわかるページのコピーも取った。2セット。夫がサイン。

スナップ写真

夫婦で、家の前で写っている写真を数枚。

住所がわかる表札の前とか、家の敷地の中とか、部屋の中とか、違うところで撮るとか、違うところで撮ると良い。

スマホで撮って、家のプリンタで印刷した。光沢のあるフォトペーパーを使用。

いつも、5枚ほどくらい持っていくのだが、担当官が適当に2枚だけ選んで白紙にホチキスでパチパチ止め、あとは返却される。

証明写真

4x6cmを2枚。

TM7フォームの写真を貼るスペースは、4x6cmよりもだいぶ小さいので、実際はもう少し小さくてもいいと思うのだが。

過去にイミグレーションに提出した写真が余っていても、使い回さない方が無難。

家族身分登録書

タイ語の書類で、コー・ロー22という書類。

ここには、婚姻によって妻の姓が夫の姓に変わった云々と書かれている。

以前は結婚証明書というものがあったそうだが、今はこれがその役割を持つらしい。

これがタイ側での婚姻を証明する決定的な書類になる。

2セット。

妻がサイン。

原本も持参するが、これは役所にも原本がなく(?)、失くしてしまうと相当厄介なことになるらしいので、取り扱いには特に注意。

日本の戸籍謄本

婚姻の事実がわかる戸籍謄本の写し。2セット。

僕たちの場合、戸籍謄本の写しをさらにコピーしたもので大丈夫だったが、実際の要件は不明。

日付とか細かいところまではあまり見ていない感じだった。

結婚証明書

日本の領事館が発行した、Marriage Certificateという書類。

これは、在タイ日本大使館・領事館で申請するもの。

発行3ヶ月以内の戸籍謄本が必要になる。

過去に取得した際の写しを提出したが、それで何も言われなかった。

書類に関する一般的な注意点

「とにかく2セット」ルール

いつも理不尽に思っているのですが、全ての書類やコピーをとにかく2セットずつ持ってくるように言われます。

果ては申請フォームまで2セット、同じ内容で手書きします。

聞けば、1セットはバンコクの本部に送付し、もう1セットはローカルの支部で保管するんだとか。

内情は知る由もありませんが、電子的に管理していないのではないかと思われます・・・

バンコクでやる場合は1セットでいいのかもしれませんが、僕は知りません。

「とにかくサイン」ルール

自分でコピーした書類には、とにかくサインするように言われます。

原則として、妻の名前が書いてある書類は妻が、夫の名前が書いてある書類は夫が署名します。

ただ、公的機関から発行された書類(戸籍謄本の写しなど)や、

すでに他の人によって署名されている書類(銀行の残高証明書など)はサインしてはいけません

 

「何でもかんでも署名したからって、効力が変わるわけでもないし、偽装防止になるわけでもないだろう」

と内心いつも思っていますが、

こちらは形式を重んじる主義のようですので、郷に入っては郷に従え、何も考えずにサインしましょう。

おそらく、何かあった時の保険というか責任を回避したいという役人の心の表れに見えます。

コピーは真っ白な紙で

以前、適当に買ってきたA4のコピー用紙が、エコペーパーか何かで、少し黄色がかってたことがあるんです。

家にはちょうどその紙しかなく、まあ特に気にもせず、それで申請書類を全て準備したことがあります。

それを提出したところ、「紙の色がおかしい」と言われ、全ての書類を真っ白の紙で作り直すように指示されたことがあります。

その時、怒りで手がワナワナ震えましたが、黙って従うほかありませんでした。

職員曰く「審査する本部の人間がどう思うかわからないから」だそうです・・・

ここでは「私が要求しているんじゃない。上が要求しているんだ」というレトリックをよく聞きます。

地図は手書きで

家までの経路を示した地図を提出する時、前まではGoogle Mapsのイメージでもよかったんですが、今はダメになったそうです。

今は手書きで書いた地図しか認められません。下手でも大雑把でもいいので、手で書きましょう。

要求されていないものは出さない

補助的な資料などは、必要と言われない限り提出しない方が無難です。

「この方がわかりやすいだろう」とかそういう親切心は無用です。

向こうは、常に同じ形式の書類だけを見たいのです。見たことがないものが混ざっていると却って面倒だそうです。

パスポートのコピーはコピーショップを活用する

イミグレーションの横にコピー屋があります。

パスポートのコピーは特に面倒なので、ここでお願いすると便利です。

このコピー屋さん、手際の良さもさることながら、必要書類にも精通しています。

なんの申請をするのかを伝えて、パスポートを渡せば、必要なページをコピーしてくれます。

コピーは1枚2バーツとかで、かなり安かったです。割高ながら、証明写真もここで撮れます。

コピーしてもらったあとは、忘れずにすべての紙にサインしましょう。

サインになんの意味があるのかと思わずに、芸能人になった気持ちでやりましょう・・・

(おまけ)タイのイミグレーションのサイトを斬る

利用者泣かせのわかりにくさ

もうご覧になったかもしれませんが、まだの方は是非、タイの入国管理局のウェブサイトをご覧ください。

Royal Thailand Police Immigration Bureau

ビザの発給手続きはタイの入国管理局の担当なので、種類や条件、申請方法・必要書類についてはこちらを参考にしてください。

・・・・・・

・・・・・

・・・・

いかがでしょう?

英語のページだから抵抗がある方もいるかもしれませんが、どう一生懸命に見ても、必要な情報にたどり着けないと思います。

なぜかといえば、必要な情報はそこに掲載されていないからです・・・

例えば、前述の僕の結婚ビザのケースなら、申請フォームの他にたくさんの添付資料が必要になりましたが、そういう必要書類がどこにも書かれていないんです。

ですので、初めての方は、イミグレーションに行ってから教えられる情報ばかりなのです。

僕は「聞いてないよ!」を心の中で連発していました・・・

比較するわけではありませんが、日本の入管のページは、フローチャート付きで事細かに手続きや必要書類が説明がされています。

しかも入管サービスホットラインとかいうフリーダイヤルがあって、そこに電話すれば、様々な言語で、手続きの方法やアドバイスをしてもらえます。この電話、全然つながらないかと思いきや、結構すぐにつながります。僕が電話した時は中国人と思しき女性でしたが、日本語も上手で、必要な書類や手続きを的確に説明してもらえました。

以前の日本も、社保庁時代の年金事務所とか、かなり対応が悪かったものですが、今は本当に良くなったと思います。

 

タイの入国管理局の公式サイトで役に立ったのは、ただ一つ、このページだけです。

各種フォームのダウンロードページ

必要なフォームはここからダウンロードして使いましょう。

まあ、将来、書式が更新された時に、こちらのサイトもすぐに更新される保証はありませんが(^_^);

技術的にもいろいろと問題が・・・

さらにこのサイト、ITエンジニアの視点から見てもいろいろとヤバくて、国を代表する機関のサイトとは思えない状態のまま放置されています。

例えば、サイトの一部で使われいているSSL証明書も、IT業界で「オレオレ証明書」と呼ばれ、公開サーバーでは絶対に使っちゃいけないものが使われています。

他にもあります。ITの話になるので、興味のある方はどうぞ ↓↓

利用者も自分も傷ついて誰も得しない痛み分けプログラム

以前、90日レポートがオンラインでできると聞いたので、そのサイトにアクセスしてやってみました。

ですが、いくらやってもできないんです。

最後は悔しくなって、そのページをデバッグしました。

すると、フォームに入力した内容を検証するプログラム(JavaScript)にバグがあり、何か1文字入力するごとに何回もイミグレーションのサーバーと通信して、スクリプトファイルをダウンロードして、今のページに追加でインクルードしていくのです。しかも、一文字入力するごとに、通信する回数が増えるのです。

自分の住所を入力し終わる頃には、1文字打つたびに200回以上サーバーと通信します。

最終的に、ブラウザはメモリ不足になってクラッシュします。

昔、「ブラクラ」(ブラウザクラッシャー)と呼ばれる、ユーザーを無意味に困らせる嫌がらせプログラムがよくありました。

プログラムミスの場合もありますが、大体は嫌がらせのために故意に書かれたプログラムでした。

それと同じ原理の嫌がらせプログラムが、入国管理局の公式サイトに上がっていました。

あとは、DoSという、特定のサイトにわざと負荷を集中させて、サービスを妨害する攻撃があるんですが、このプログラムはそれも実践しています。

極め付けは、ページの下の方に、このページを作ったらしい個人の人のホットメールのアドレスが書いてあるんです。

おおかた、職員の友達のフリーランスのエンジニアが作ったものなのでしょうが、政府機関の公式サイトにこんなものが載っかってしまうなんて、なかなか珍しいことだと思いました。

もしかしてこのページはハッキングされたのかもしれないと不安にもなりました。

おわりに

以上、僕のケースで必要となった書類や、その他、一般的なアドバイスをさせていただきました。

かなり辛口になってしまいましたが、残念ながら、現実にそう批判されても仕方がない現状だと思っています。

イミグレーションのオフィスの中には、

「私たちチェンマイイミグレーションはサービスマインドを持って云々」

と書いたプラカードが掲示されています。

これなんか、「サービスマインドがないことの自覚」に取れます。

これはおそらく、すぐには変わらないと思います。

なので、向こうが改善することを期待しないようにしています。

イミグレーションに行く時は、無我の境地でいきましょう

一日丸ごとイミグレーションにあげたつもりで、ただ静かに待ちましょう。

僕のようにお役所で怒り散らす人はあまりいないと思いますが、ついヒートアップしてしまう方に、僕の失敗が参考になれば幸いです。

おまけ

サービスマインド云々の標語と似たもので、「正規の申請料金以外のお金を支払わないでください」という注意書きもあります。

これも「袖の下」を要求する担当官や、逆にそれを押し付けることで職員に断りにくくさせようと考える利用者がいることの表れです。

この手の「便宜」は、東南アジアではまだまだまかり通ることがあるそうです。また、世界各国から集まった利用者の中には、そういう発想で政府機関と付き合おうとする人も多くいます。

僕は、警察で働く人たちとも付き合いがありますが、みな公私混同をしない立派な人格の人です。

ですが、一部、汚職に手を染めたり、職権によって与えられた権力を個人の力と勘違いして傲慢な振る舞いに出る人もいて、それが目立ってしまっているのだと思います。

 

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