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コロナ離婚?テレワークで夫婦が自宅で一日中過ごすために必要な4つのこと

2020年4月4日

新型コロナウィルスの感染拡大が止まらない中、「コロナ離婚」や「リモート離婚」なんて言葉が生まれたそうです…

もともと関係が危機的だった人もいれば、「こんな時期に外に飲み会に行く夫の神経が信じられない」と夫の無神経さに呆れたという声もありますが、基本的には「自宅勤務や待機になった夫がずっと家にいてうざい」というストレスで離婚を真剣に考えている人が増えているそうです。

これまでも「熟年離婚」という言葉があり、定年退職した一日中家で過ごすようになった夫に妻のストレスが爆発して破綻というものでしたが、似たようなことが今回は若い世代でも起こっているようです。

しかし、ライフスタイルに大きな変化が起こればストレスが発生するのは当然のことなので、もう愛情がないとか結婚するべきじゃなかったと思い詰めるのは早計です。

テレワーク歴10年以上の僕からすると、自宅で24時間同じ空間で家族と過ごすこと自体がもはやスキルのようなものだと思っています。しかしそのスキルはちょっとした気の持ちようと訓練によって身につけることができます。

リモートワーク、テレワーク、自宅勤務、在宅勤務。呼び方はいろいろありますが、この働き方は今後もますます増える一方で、おそらく減ることはないでしょう。今回のコロナ騒動はその変化を少し早めるきっかけになっただけだと思います。

そこで今回は、テレワークと家族関係に関して僕自身の経験に基づいたアドバイスをできたらと思います。

「オレは仕事をしてるんだ」と威張らないこと

自宅勤務をするようになると、仕事と家庭の境界線を作りにくくなります。

仕事部屋を作って仕事中はそこに入って孤立してしまうのが理想ですが、自宅でそういうスペースを確保できない場合は、家族と同じ空間で仕事をすることになります。

洗濯や掃除、電話、テレビ、音楽、子供の声など。家族にだって生活があるのだから、これらのノイズは常に耳に入ってきます。

しかしそれでも「静かにしろ!オレは仕事をしてるんだぞ!」などと怒ってはいけません。

パートナーは「コイツうざいな、どんだけ器が小さいんだよ」と思うだけです。

「は?こっちは仕事をしてるんだぞ?お前の方がありえないだろ」と思うかもしれませんが、仕事がすべてに優先される時代はすでに終わりました。そんなことをしても自分のストレスを相手に押し付けているだけのことです。

僕の場合、電話会議などで静かにしたい時間帯だけをあらかじめ伝えて、それ以外の時間は何もいわないようにしています。

「それだと仕事に集中できない」という声もあるかもしれませんが、そこは気持ちの持ちようで慣れることができます。オフィスにいても誰かがひっきりなしに周囲を歩いたり、他人が会話をしたり、同僚がつまらない質問をしたりと、常に妨害はあります。でもそれに文句をいわないのは、それが「大人の常識」だと考えられているからですよね。

でもそれを自宅でできないのは、「家族は自分の意のままになるべき」という思い込みがあったり、生活ノイズに頭が慣れていないからです。

僕はかなり慣れたので、妻が電話を始めても、イヤホンなしで動画や音楽、テレビをつけても、全然違う話をしかけてきたり、重たいものを持ってほしいといってきてもイライラせずに対処できるようになりました。

もちろん、集中力が削がれないわけではありませんが、慣れによって相当部分対処することができます。

あなたが一つ譲れば、相手も譲ってくれるようになります。そしてお互いにストレスがない落とし所を探せればみんな快適に過ごせます。

他人に変わってほしいならまずは自分から変わる努力も必要です。逆に相手が気を遣ってくれているなら、それに気付いて感謝しましょう。感謝の気持ちを伝えるのは非常に効果的です。

それでも複雑な問題を考えたり新しいものを勉強する時など、いつも以上に深く集中したいときもあります。そんなときは自分の耳にイヤホンをつけて音楽をかけたりと、さりげなく話しかけるなオーラを出しておけばいいでしょう。

オフィスやカフェだとなぜか集中できる人も多いと思いますが、あんな雑音が多い環境でも集中力を発揮できるのは、他人にみられているという自意識や緊張感によるところが大きく、音はほとんど関係ない体と思っています。

家事は気分転換に最適

自宅勤務をするととにかく運動不足になりがちですが、そんな時に最適なのがちょっとした家事です。運動不足解消とともに、気分転換、ストレス軽減の効果もあります。

僕は皿洗いなどのちょっとした家事をするようにしています。

妻が昼食を作ってくれたら、後片付けは自分がやる。それだけでも自分自身の気分転換にもなりますし、「オレは仕事」「オマエは家事」みたいな昭和ムードを和らげるのにも一役買います。

お皿洗いや洗濯物の取り込みなどは誰でも短時間でできるのでオススメです。

普段から家事を全くしない人は、最初のうちはお皿の洗い方にすらケチをつけられるかもしれませんが、そこはグッと堪えてください。相手はあなたを怒らさせるにいっているのではなく、「せっかく助けてくれているのだから、二度手間にならないようにキレイに洗ってほしい」という素直な気持ちでいっているだけなのです。

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普段家事をしない方は、

「オレが仕事もして家事もやったら、嫁は仕事もやってくれるんか?」

なんて思うかもしれませんが、それを口に出していうのは野暮というものです。奥様はあなたの優しさに感謝しているはずですよ。

パートナーに感謝

いつも食事が用意してくれること、清潔な部屋で暮らせること、キレイな衣服を着れること、雨露をしのいで毎月の支払いを払えていること、将来のことを一緒に考える相手がいること、話したり笑ったりして毎日を暮らせること、今ここにいてくれること、が本当は尊いことなのにいつしか当たり前になってしまったことを見つめ直し、相手に感謝をしましょう。

相手に対する感謝の気持ちは、日々の小さな行動や言動への変化となって表れます。

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逆に、死別でも離婚でも、相手がいなくなったときの生活や気持ちを具体的に想像してみてください。

やっぱり相手がいない方がいいと思うなら話は別ですが、そうでない場合、どんな思いで今の相手と一緒になったのか、相手に対する感謝の気持ちを思い出してみれば、一緒に過ごす時間が長くなったことを嘆いたり、そのせいで関係をすべて破綻させたいとは思えなくなると僕は思います。

もう少しだけ時間を

コロナ離婚という言葉に対して「そんな奴は遅かれ早かれそうなるんだから早い方がいい」なんていう声もありますが、僕はちょっと違うと思っています。

コロナショックは突然起こり、まだ準備ができていない多くの人の生活を急激に変えました。

その変化は多くの人が経験したことがないものなので、すぐに対応できないのは当然のことです。

僕たち夫婦は、今でこそ信頼し合って幸せに過ごせていますが、最初からパーフェクトだったわけではなく、離婚の危機もありました。

しかしそれは常習性のある不倫や埋められない価値観の違いといった致命的な問題ではなく、海外生活や100%リモートワークなど慣れない環境にうまく対応できず、ストレスが爆発した結果に起こったいさかいでした。一度は結婚指輪も外して片道の航空券で帰国したこともありましたが、それでもお互いに愛情はあったし、これが根本的な問題ではないと思ったからこそ結論を急がず、そのおかげで今の幸福があると思っています。

ダメなものは早く結論をつけた方がいいという意見もありますが、コロナショックで起こった変化は急激なものなので、わずか数ヶ月という時間で結論を出さず、一緒になったときの気持ちを思い出してもう少しチャンスを与えてみてはいかがでしょうか。

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