今日はタイのチェンマイでほくろを除去した時の話をしたいと思います。全くの個人的な体験談ですが、タイでほくろの除去や顔のエステをやってみたいという方には参考になるかもしれません。
割とどうでもいい僕のほくろの話
僕はほくろが多く、顔や手、背中などに結構な数のほくろがあります。小さめのホクロがたくさんあるというよりは、ところどころに大きめのホクロがある感じです。特に背中にあるほくろはでっぱりがわかるくらいの大きさです。顔にもほくろがありますが、正確にいうとすでに除去したので「ありました」と言うべきですね。
かつての椎名林檎さんのように、鼻の下の少し横の部分に一つ大きいものがありました。「有名人と同じ」といえば悪い気もしないですが、音楽センスゼロの僕にはほくろ以外の共通点はないのでなんの自慢にもなりません・・・
それに男なので、髭を剃るときにほくろに刃が当たってしまうことがよくありました。特に替え刃を交換した後は、切れ味がいいのでほくろの上からスパッと切れてしまい、血がドバドバ流れなかなか乾いてくれない
もう一つのほくろはもみあげの下の方にありました。こちらもうっかり剃ってしまうことが多かったのですが、あまりに剃られすぎたために表面が一部削れてしまったような感じです。とはいえホクロの根っこはしっかりと残っているようで、大きめの黒い斑点がありました。
鼻の下の方のほくろは、特にアジア圏の人からは「位置が悪い」だの「運気が悪くなる」だのと言われていました。僕自身はあまり気にはしてませんでしたが、意外といろんな人から言われました。
その場の雰囲気でほくろ除去を決行
そんな自分のほくろですが、男だったためか「悩み」として悩むほどでもなく長年付き合ってきたわけですが、ある日除去することに決めました。きっかけは、妻がレーザーで治療を受けているエステクリニックにたまたまついて行ったことでした。
受付の女性と妻がタイ語で話しながら、不意に僕の顔を指差しました。そして僕に顔のほくろを見せるようにいいます。
僕は言われるがままに顔を差し出すと、受付の女性は「レーザーで除去できる」というのです。僕はほくろの除去なんて望んでいなかったのですが、なんとなくその場のノリで僕のほくろも除去しようということになりました。
気になる料金は
妻が隣の部屋でレーザー治療を受けている間に、若い男性のドクターが僕のほくろを確認します。痛いのとか針で縫ったりとかはイヤだとだけ伝えました。ドクターは鼻の下のほくろを少しみてやはり「CO2レーザーで取れる」といいます。そしてもう一つのもみあげの下のほくろも見て「これも取れる」といいます。
傷口を縫ったり、術後は日光を避けて生活しないといけないとかそういう面倒なこともないのもプラス材料でした。
気になる料金は、
「ほくろ1つなら600バーツ」
「2つ同時にやるなら1000バーツでいい」
と言います。
なんかスーパーのお惣菜みたいなノリですが…日本円に換算すると2つで3000円ちょっとですね。前に聞いた話では、日本なら一つ除去するのに1万円以上かかるそうなのでこの料金はかなり割安といえます。
個人的な意見ですが、タイは医療に関してはかなりレベルが高いと思います。医療機器は欧米から輸入しているものが多く、先進的なものが利用できます。またこちらのお医者さんはみな英語が上手です。
レーシックとか歯科医療など日本より進んでいる分野もありますし、高度先端医療も優れていて、政府も医療ビザの分野に力を入れているそうです。
いざ、ほくろ除去
使用する機器や価格は納得したのですが、僕は痛いのが本当にきらいなので決断するまでに少し悩みました。しかし少し考えた結果、「せっかくだし、いい機会かな」と思い除去することに決めました。
決心すると5秒後には施術台に座らされ氷でほくろを冷やされてました・・・そして氷で冷やしたあと麻酔を打ちます。一瞬チクっとしましたが、歯茎の麻酔に比べれば全然マシです。
なによりもここまでのテキパキ感がすごかったです(笑)
数分経って麻酔が効いてくると、いざレーザーでほくろを除去します。痛みはまったくありませんが、肌がブスブスと焦げる匂いが鼻につきます。さっきまでは助手のお姉さんの香水の香りだったのに、今は自分の肌が焦げる匂いです・・・でもホントに痛みはありません。わずか一分程度で一つ目のほくろが除去されました。
二つ目のホクロも同じような手際の良さであっというまに終わりました。二つとも痛みもなくあっいう間でした。
除去の後は
除去の後は痛みも何もなく、いわれた通りに3日ほど軟膏を塗りました。鼻の下のほくろの跡は少しかさぶたみたいになり、それが取れたあとは少しクレーターみたいに凹んだように見えました。しかし1ヶ月もせずにそれもなくなりました。そのあとは、最初から何もなかったのようにキレイになりました。
もみあげの下のほくろの方は、少しだけ黒い点みたいなのが残っていましたのでしばらくしてから再度クリニックに行きました。どうやらこちらのホクロは根が深かったため当日は切除しきれていなかったようです。
残ってしまった部分を無料で除去してもらい、そこもしばらくすると跡形もなくキレイになりました。
と、こんな感じでかなり安価にほくろを除去できたかなと思っています。
僕が利用したクリニック
最後に僕たちが行ったクリニックを紹介しておきます。
チェンマイのクリニックなので、誰でも気軽に行けるわけではないですが、なかなかいい雰囲気の場所なのでチェンマイにいて美容エステに興味がある方にはオススメしたいです。
名前はTimes Clinicというクリニックで、チェンマイの中心部にあります。
こちらはタイ語オンリーですがクリニックのウェブサイトです:
ドクターは若くて優しい感じの男性です。助手の女性の方たちもみな優しいので安心できます。タイのドクターは例外なくそうだと思いますが英語も上手です。
コンピュータも得意だそうで趣味でプログラミングなんかもやってるそうです。ほくろの除去以外にもレーザーとか美顔とかそっちの方のメニューがかなり充実している感じでした。
注意ポイント
外国で医療を受ける際は、日本とは言語も勝手も違うので注意が必要です。
短期の旅行中などでも利用できますが、アフターケアなどを十分に受けられないこともありますので、ご利用はあくまで個々人の責任でお願いします。僕たちの場合はチェンマイに住んでいるので、何かあっても大丈夫だろうという判断で行っています。