海外旅行や出張においては、長時間の移動、時差、天候の変化、ストレスなど身体的にもさまざまな負担がかかります。自分の国にいても体調不良は楽しいものではありませんが、慣れない海外では一層不安になります。
今回は、体調に関する重要な単語と表現をご紹介します。数は少ないですが、わりとかかりやすい症状ばかりを選んでありますので、ぜひこの機会に覚えておきましょう。
体調が悪い
まず、体調が悪いと伝えるには
I'm not feeling well
といいます。
I'm feeling unwell.
ということもできます。
一般的な症状
続いて一般的な体調不良の症状をみていきましょう。
- Runny nose = 鼻水が出る
- Stuffy nose = 鼻がつまる
- Upset tummy / stomach / stomachache = お腹が痛い
- Headache = 頭痛
- Itchy = かゆい
- Allergy = アレルギー(アラジーという感じで発音します)
- Allergic to 〜 = 〜に対してアレルギーである。I'm allergic to pollen (花粉アレルギー=花粉症)。発音は「アラジック」という感じです。
- Asthma = 喘息(アズマという感じで発音します)
- Diarrhea = 下痢(ダイアリーア)
- Sore throat = 喉が痛い
- Itchy throat = 喉がかゆい
- Cavity = 虫歯
- Toothache = 歯が痛い
- Inflammation = 炎症
- Rash = 発疹
- Cough = 咳
- Fever = 熱
- Flu = インフルエンザ
- Nausea = 吐き気(ノージア)
鼻をすすると嫌われる
余談ではありますが、外国では鼻をズルズルとすするとかなり嫌がられるので注意しましょう。大げさではなくホントに嫌がられます。
ゲップやおなら、歯をシーシーさせるのと同じレベルだと思っていた方がいいんじゃないかと思うほどです。
いつまでも近くでズルズルズルズルとやるくらいなら、むしろ思いっきり鼻をかんでスッキリした方が喜ばれると思います。
とはいえ人前で大きな音で鼻をかみ続けるのもぎこちないですよね。そんなときは一度席を外して人のいないところでスッキリさせて、それでも収まらないときはティッシュやハンカチで鼻をぬぐうようにするしかないと思っています。
入院する
入院するという表現は、
Hospitalize
Admit to hospital
といいます。主に以下のような受動態で使われます。
例文:
She should be hospitalized for a period of time.
He was admitted to hospital for test after feeling unwell.
その他の単語
- Medicine = 薬
- Pharmacy = 薬屋さん
- Flu shot = インフルエンザの予防接種
- Tylenol = アメリカでよく見る鎮痛剤。タイレノールと発音します。昔勤務していたオフィスにこれが常備してあり、体調が優れないととりあえず飲む人が多くいて、僕も頭が痛い時などになんとなく飲むようになりました。空腹時でも飲めます。
- Bless you = アメリカでは、誰かがクシャミするととりあえずこの言葉をかけます。相手が誰であれ機械的にbless youという人が多いので、もし言われたら「thank you」とでも言っておけばいいでしょう。
保険の重要性
若い頃にアメリカに行ったとき、行きの飛行機の中で窓を開けたまま寝込んでしまいました。フライトは昼だったのでモロに直射日光が降り注ぐ時間だったのですが、そんな中で窓に顔をつけ、おそらく目を開けたまま寝てしまった僕は飛行機を降りた後も目を開けていられない症状になってしまいました。
サングラスをかけても目が痛くてまともに開けられない状態が二日以上続いたので眼科へ行ったのですが、ちょっと目薬をさしただけで250ドルほどの費用がかかり、保険にも入っていなかったので自己負担となりました。
また数年前もタイで、飼い犬が外で野良犬とケンカをはじめたので、無謀にも素手で仲裁に入ったら僕は手を噛まれてしまいました。タイは今でも狂犬病で命を落とす人がいる国で、99.9%大丈夫だと思っていても、100%ではないと思うとやはり不安になり、病院へ行きワクチンを打ってもらいました。この費用は8万円くらいかかりました。このときはクレジットカード付帯の保険に助けられたのですが、海外でいざということが起きた時のための備えはやはり必要かなと思った次第です。