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【FIRE】経済的自立の第一歩 ー 固定費削減こそ最大の攻め

2020年4月19日

経済的自立のためには投資を避けて通れないけど、投資には元手が必要。その元手を生み出すには収入を増やすか支出を減らす必要がありますが、まずは自分でコントロールしやすい支出の削減について考えるべきだと思います。

本記事では、僕が普段から意識している節約効果の効果の大きい固定費を紹介します。

スマホの通信費を抑える

いちばん身近な固定費として挙げられるのが通信費です。スマホの携帯料金に毎月一万円近く払っている人は多く、

「スマホは生活必需品だからしょうがない。みんなもこのくらい払ってるだろう」

と思っている人がほとんどではないでしょうか。

たしかにスマホは生活必需品ですが、幸いなことにスマホ代を大幅に削減する方法があります。それは皆さんもご存知の格安SIMサービス(MVNO)です。ライトユーザーであれば月2000円以下に抑えることは可能ですし、月に10GBくらい使ったとしても3〜4千円と今の料金の半額以下に抑えることは可能です。毎月何十ギガも使うヘビーユーザーでない限り、格安SIMのおトクであることがほとんどです。

でも「みんな同じ」と、なんとなく大手キャリアを使っているわけですが、日本の大手キャリアは世界的にみてもかなり割高です。みんなと同じことをしていたらいつまでもみんなと同じ、つまり投資に踏み出すことができずに時間だけが過ぎてしまいます。

一回線でも月に数千円、家族で複数回線ならば1〜2万円の節約も可能です。日本は大手キャリアのシェアが90%オーバーだといわれますが、こんな手軽な防衛手段が用意されているのに利用しないのはあまりにももったいないと思います。

格安SIMは遅いとかつながりにくいとデメリットを挙げる人もいますが、格安SIMはそもそも大手キャリアの通信インフラを利用してサービス提供しているのでつながりやすさは同じですし、僕自身は気になったことはありません。それよりも節約効果のメリットの方は見逃せません。今は電話番号を変えずに乗り換え可能なので、気になる方は一度使ってみてから判断をしてみてはいかがでしょうか。

僕たちは夫婦でソフトバンクからLINEモバイルに切り替え、毎月15000円以上かかっていた通信費を3000円に落とすことに成功しました。たったこれだけで年に144000円を生み出すのだからバカにできませんね。

あと、この機会にタブレットに挿しているSIMやWiFiルーターなども本当に必要か見直していきましょう。月に数えるくらいしか使わないのなら解約しても問題ないと思います。

外出先でタブレットやPCをつなぐ必要がある場合、スマホをWiFiルーターとして使うこともできますし、今はカフェなどのホットスポットも充実しているので、それで事足りることがほとんどです。

外食費を減らす

食費を削って不健康な食生活をするのはダメですが、不要な外食は本当に金食い虫なので見直すべきだと思います。

不要な外食とは「家に何もないし、作るの面倒だし、ちょっと焼肉屋に行こうか」みたいなノリで行ってしまう外食です。例えば焼肉の場合、普通のチェーン店に妻と二人で行くともう7〜8000円になってしまいます。

ある日食後にレシートを見ていたら、飲み物、ご飯、ナムルとかサンチュやおつまみといった焼き肉以外のメニューが値段の半分以上を占めているということに気づきました。

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「このお金でスーパーで買い物したら、もっと美味しいお肉が買えたし、明日以降の食材も買えたし、飲み物とか果物とかで少し贅沢してもまだ足りるだろうな」

なんて思ってしまいました。自炊は面倒かもしれませんが、気が乗らないなりに短時間で用意できるものもありますし、別に出来合いの惣菜や弁当を買ったとしてもまだ外食よりは安上がりです。

友人と会うためであれば場所代も込みで外食は妥当だと思いますが、普段の食事となると頻度が問題です。

一回5000円程度の外食でも月に4回ならもう20000円です。これを半分に減らすだけでも1万円の削減になります。

昔の同僚の話なのですが、彼は独身で年収1000万円オーバーだったのにもかかわらず給料日前にはお金がなくなっていたそうです(僕が後輩なのに何度かお金を貸したこともあります)。彼は美味しいものとお酒と楽しい雰囲気が大好きで、ほとんどのお金は外食、主に飲み代に消えていたそうです。僕も若い頃はもったいないお金の使い方をしたので気持ちは分かりますが、節約するという意志がなければいくら稼いでも足りないんだと痛感したものです。

家賃を見直す

家賃の節約は僕の中では優先順位が低めですが、場合によっては効果は絶大です。

賃貸は相場からかけ離れた家賃になりにくいため、ちょっとケチったくらいではそこまで節約に期待できません。仮に少し安い物件を見つけたとしても、引っ越しは大変な労力とコストがかかります。

今よりも家賃が一万円くらい安い物件を見つけたとしても、そこに住む期間が短ければ、引越し代や手数料などで差し引きすると全然安くならないので、安易な引越しはオススメしません。

ですがもし実家に住むという選択肢がある場合は、最大級の節約効果に期待できます。

実家に住んで親に多少の生活費を渡したとしてもかなり割安になると思います。僕は父親が住宅を含むすべての資産を失ったためそもそも帰る実家すらありませんでした。でも、実家が通勤圏内にあって親御さんが理解をしてくれるのならそこに住んで節約をするのはいいと思っています。

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ただしその場合、明確な目標を持って節約をし、節約したお金を有効利用することが重要です。実家暮らしのリスクは、親への依存心が生まれ独立心がなくなってしまうことだと思います。快適な環境で浮いたお金を目先のことに使う習慣を付けてしまうと、今度は経済的自立どころか親からも自立できなくなり本末転倒になりかねません。

そして最悪の場合、親が亡くなった後に人生最大の苦境を迎えることもあります。親が立派だった人ほど甘えてしまい、親が亡くなった後に苦しむというこの構図は、人類が何百世代にわたって繰り返してきた歴史なのかもしれません。これは僕の父親もそうでしたし、似たような境遇に陥った人を何人も見てきました。

月会費・サブスクリプションを整理する

次に切り込むべきは全然使ってないサービスでしょう。特にジム、コワーキングスペース、サブスクリプションなどの毎月自動的にお金が引き落とされるようなものです。

中には加入していたことさえ忘れているサービスもあるでしょう。この機会にクレジットカードや銀行引き落としの明細をみて、不要なものは切り捨てていきましょう。

僕はネット系メインで意外と払っています 😅

  • Amazonゴールド(プライム特典付き) - 月333円
  • Amazon Kindle Unlimited - 月980円
  • iCloudの200GBプラン - 月400円
  • YouTubeプレミアム(家族用) - 月800円 (タイの料金)
  • 楽天マガジン - 月300円
  • ジム - 月8000円
  • その他趣味系のサービス - 月800円

こまごましていますが、トータルでは一万円を超えていますね。

こういう時は、価格の高いものから見直すのがオススメです。僕の場合だと月8000円のジムを削減するのが効果大です。しっかりと通って払ったお金分の価値があるのならいいですが、幽霊会員だったらすぐにでも切り捨てるべきですね。

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買い替えを遅らせる

車やスマホ、パソコンなどの定期的な買い替えが必要となるものは、買い替えを遅らせるだけでも節約効果が期待できます。

クルマ

特に車は値段も高いので効果絶大です。僕の父親の時代には「新車で買って三年で買い替える」というトレンドがあったらしく、父親もそんな消費者のお手本として三年ごとに車を買い替えていました。

しかしこれ、金銭面で考えると一番もったいない車の買い方だそうです。昔、アメリカに住んでいた頃にこんな話を聞いたことがあります。

新車の値段は最初の三年で半値にまで下落する

そしてそのあとは下落幅が緩やかになる

つまり、三年落ちの中古車を買えば、価格も手頃で買った後の価値が下がりにくい

最悪なのは新車で買って三年で手放すことだ

これはなるほどと思いました。父親のように新車を三年で買い替えるというのは自動車ディーラーの策略にハマっていますね。

僕が今住んでいるタイのチェンマイも、クルマまたはバイクが一人一台必要という車社会で、僕たちは車を三台所有していますが、どれも大事に長く使っているものばかりです。一台などはもう18万キロ近く走ったトヨタのピックアップトラックですが、まだまだ元気です。高い車高と重たいハンドル、レスポンスが遅めだけどパワーがあるエンジンで、ボロなのに一番好きだったりします。

もちろん新しいクルマだったらもっと快適だとは思うのですが、僕たちはギリギリまで買い替えを遅らせるつもりです。それでも我慢を強いられている感覚がないのは、見栄を捨てることができたからかもしれません。

スマホ・タブレットやパソコン

スマホも買い替えを遅らせるとメリットがあります。iPhoneも最初の頃は一世代進むごとに大きな変化があったのですが、最近はそこまで進化のスピードは速くないので、大事に使えば長く使えます。途中で一度バッテリー交換をすれば数年は使えると思います。

僕は個人用のスマホはいまだに2015年発売のiPhone 6sです。会社から支給された新機種と比べると遅いですが、そこまで気になりません。

30代中頃までは最新モデルが出るたびに買い替えていたのですが、最近は歳のせいか気にもならなくなりました。むしろ、今使っているスマホを壊れるまで使い倒すつもりで、そっちの方がなんか充実感を感じます。

パソコンも同様で、8年前のMac Book Proを未だに使っていますがまだまだ現役です。

僕はこうしたものを買うときは、自分が好きなモノ、その時に買える一番いいモノを、値段をなるべく気にせずに選ぶようにしています。特にアップル製品は寿命が長い傾向があるので、購入費用は高くても長く使えるので結果的に安い買い物になることが多いです。

クルマの処分を検討する

先ほどはクルマの買い替えの話でしたが、今度は「そもそも必要か?」という話になります。地方部では生活必需品のクルマですが、都市部だとあまり必要ないというか、むしろお荷物になりがちです。場所によっては駐車場代だけで3万円以上、さらに税金、保険、車検などの費用がかかります。

クルマが好きな人の気持ちもわかりますし、あってよかったと思える状況もあるでしょう。子供がいるからと車を持っている人もいます。しかし僕は、子供がいるのなら尚のこと節約して将来のための投資に回すべきかと思います。

東京ならば、車を持たない代わりにタクシーは躊躇なく使い、必要なときはカーシェアやレンタカーを活用するというスタイルの方がよっぽど安上がりだと思っています。

そして経済的な自立を果たしてから好きな車を買ったらもっといい気分なんじゃないかと思ったりしますね。

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節約したお金の使い道が最重要

以上、節約効果が大きくて実行しやすい方法をピックアップしてきました。すべてを実行することは難しいかもしれませんが、できるところから実行すれば、月に数万円は節約できるのではないでしょうか。なにより、収入が変わらなくてもお金を残せるという実感を得ることに意味があると思っています。

僕は節約したお金をネット証券に入金して投資信託の購入に回しました。株のリターンに期待をしてのことですが、「このお金は将来のため」と分けておく意味合いもありました。ちなみにそのお金はある程度まとまった段階で全部引き出し、不動産の購入に充てました。

そして今、その不動産から家賃収入を得るようになり、経済的自立に一歩近づいた実感があります。もし分けずに銀行口座に預けていたら「少しくらいいっか」と手を付けてしまったかもしれません。


 

 

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