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指の名前と指に関連した英語のフレーズ15選

今回は指に関連したフレーズを紹介しましょう。

ビジネスでも日常会話でも使える便利な表現もあるので、この機会にさらっと頭の中に入れておいてはいかがでしょうか?英語と日本語では全然違う表現をするのも面白いですね!

英語の指の名前

フレーズに紹介する前に、それぞれの指を英語でなんていうか確認しておきましょう。簡単なようで意外とうろ覚えだったりするので、この機会に覚えてしまいましょう。

親指 = Thumb

人差し指 = Index finger / Pointer finger / Forefinger

中指 = Middle finger

薬指 = Ring finger

小指 = Pinky / Baby finger / Little finger

指によってはいくつも呼び方がありますが、とりあえず最初に挙げてあるものだけを覚えて、後から付け足していけばいいと思いますよ。少なくとも一つの単語を知っていれば、「Forefinger? それってどの指のこと?」「ForefingerはIndex fingerのことだよ」「ああ!Index fingerね、わかった!」なんて感じで会話を進められます。

Fingers crossed

まず最初は、ビジネスでも日常会話でもさまざまな場面で使える便利な表現です。

これは文字通り、指をクロス(交差)された状態を指す言葉なのですが、この仕草は、なにかがうまく行くことを祈っている様子を表します。

うまくいってほしい対象は、たとえば、好きな子への告白。試験、仕事の面接などがありますね。日本人の感覚でいうと拝むような仕草でしょうか。

使い方としては

I have my fingers crossed. (うまく行くことを祈ってるよ)

Let's keep our fingers crossed! (成功を祈ろう!)

Fingers crossed!! (成功を祈ろう!)

という感じです。

Thumbs up

Thumbs upは、親指を立てて上にあげている様子です。

これも外国人がよくやる仕草で、「いいね!」という意味合いですね。

 

インドのThumbs up

余談になりますが、インドにはThumbs UPという飲み物があります。これはコカコーラ社の製品で、インド版コーラといったところです。インド人の友人に紹介されて一度だけ飲んだのですが、生姜の風味を利かせたコーラのような炭酸飲料で、僕は心の中で「マサラコーラ!」と名付けていました。マサラって言葉の正確な意味はわからないのですが、インドっぽい風味の飲料だったので思わずこう思いました。

Thumbs down

Thumbs downはThumbs upの逆で、よくないという意味です。スポーツの試合などでは、親指を下に向けてブーイングをする様子をよく見ますね。

Rule of thumb

「(理論よりも)経験則に基づいた、たいていのケースに使えるものごとのやり方」という意味です。Rule of thumbはビジネスの現場でもよく出てくる表現で幅広く使うことができます。

親指の法則とでも訳すべきことフレーズは、男たちは親指よりも太くないものであれば女を殴ってもよかったという昔々の時代の言葉から来ているのだとか。しかし多くの人はこの語源を知らずに使っていますし、このフレーズを今日使っても差別とかの問題になることもありません。

All thumbs

「不器用」という意味です。指がすべて親指である様子を思い浮かべると意味がつかみやすいですね。

例文

My mother does beautiful calligraphy, but I'm all thumbs - I can barely hold the pen!

私の母は達筆なのに、私はペンも握れないんじゃないかってくらい不器用だ!

Butterfingers

「物をよく落とす人」という意味です。指がバターまみれでなんでも滑らせて落としてしまう様子が思い浮かびますね。

例文

How could you drop that, butterfingers!

よくもそれを落としてくれたな、おっちょこちょいめ!

Finger food

指でつまんで食べられるおつまみのようなものを指します。立食パーティや、パブで軽くつまめるような食べ物を指すことが多いようです。

Itchy finger

直訳すると「かゆい指」ということになりますが、これは何かをしたくて疼くような様子を表しています。

「itchy trigger finger」というと、銃のトリガーの上に乗せた指がかゆくてムズムズしている様子です。ちょっとした衝動で銃をぶっ放してしまいそうな危険な西部劇のような光景が思い浮かびますね。

Light-fingered

直訳すると「軽い指」ですが、手癖が悪い、手先が器用という意味になります。

Three-finger salute

これは個人的な好みで選びました。直訳すると「3本指の敬礼」ですが、意味がお分かりでしょうか?

これはパソコンを再起動することを意味します。

Windowsのパソコンがフリーズしてしまったとき、CTRL、ALT、DELETEを3つのキーを同時に押すと、Windowsは自動的に復旧を試みます。僕はIT関係の仕事をしているのですが、実際にこの表現を何度か聞いたので面白いなと思っていたものです。

(have) a finger in every pie

「すべてのパイに指を突っ込む」という言葉からも想像がつくように、いろんなことに首をつっこむすぎて忙しくなってしまった様子を表します。

(have) sticky fingers

直訳すると「くっつくやすい指」ですが、これはべっとりとくっつくやすい指、金品が思わずべったりくっついてしまう悪い指、すなわち手癖が悪い(盗癖)という意味になります。盗癖は指がぺったりものをくっつけてしまうからというのは、なんとも英語っぽいニュアンスですよね。

lift a finger

「手伝う」この表現は、指を持ち上げる動作=手伝うをするという意味です。主に否定形で使われ、「指さえ持ち上げない」(何にも助けてくれない)という意味になります。

例文

I know you'r watching TV, but can you lift a finger and help me bring in these grocery bags?

TVを見てるのはわかるけど、ちょっとはスーパーのバッグを運ぶの手伝ってくれない?

I clean every weekend, and you never lift a finger to help!

毎週末掃除をするのは私。あなたは何もしてくれないじゃない!

work (one's) fingers to the bone

「一生懸命働く」「あくせく働く」

指が骨になるまで働くという語感からも伝わってきますね。日本語でいえば「身を粉にして働く」といった感じでしょうか。

 

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