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若者のパソコン離れに思うこと

2017年4月1日

今回はタイのことを少し離れ、昨今言われる「若者のパソコン離れ」について僕の考えを述べたいと思います。

若者の全部離れ?

最近ネットで見る「スマホ世代はパソコンが使えない」というアレです。

僕はこういう記事を見るたびにいつも「ホントかよ?」と懐疑的にみています。

僕は22歳になるまでパソコンを使った事がありませんでしたが、今ではコンピュータ関係の仕事に就いています。

当初はそれなりに苦労も努力もしたという自負はありますが、必要に迫られ、ある程度興味を持つことができれば、誰でも覚えられると思います。

「若者のパソコン離れ」とか「今どきの若者は」とか言われても、「そんな大袈裟な」と思います。

ライバルが減る?

ですが、もし「若者のパソコン離れ」が事実であれば、僕はコンピュータ関係の仕事をする人間として歓迎します。

若い世代と競合しなくて済むので、ジジイとしてはその分多少生き残りを図りやすくなるからです

優秀な人は世界中にたくさんいます。

ネットの普及によって、競合することがなかった人たちとも競合しなくてはなりません。

インド、ロシアや旧ソ連諸国、東欧、中国・・・

アメリカなどの先進国だけでなく、こういった新興国と呼ばれるところからも、優秀な人材がバンバン出てきます。

上に挙げた国の人たちは教育レベルが高い上に、天才的な人も多く混ざっています。

 

その上、先進国の人よりも少ない賃金で頑張ってくれるのです。

インドの人に至っては、英語が上手なので言語の壁もない上に、

多文化環境への対応能力がずば抜けて高いです。

 

先進国の賃金の高い人材は、よほどのアドバンテージがないと、こういう人たちに淘汰されるでしょう。

僕のようなザコは、隙間をぬったり、別のバリアを張ることによって、なんとか生き残りを図っていかないといけないのです。

 

バリア(参入障壁)として挙げられるのは、例えば日本語や、日本文化への理解があります。

日本語ができて、日本でのビジネス文化が分かっていれば、多少優位に立てます。

ですがもし、日本の若い人とも張り合うことになれば、この優位性は失われます。

 

なので、僕としては、「若者のパソコン離れ」が本当ならば、それはそれで構わないと思っています。

 

「競争して切磋琢磨」というのは理想論ですが、歳とってくると自分の能力の限界がわかり、考えもつい守りに入ってしまうんです。

実際は半信半疑

「若者の○○離れ」といわれても、安易にあまり信じてはいけません。

 

今は、パソコンなんて当たり前すぎて話題にもならないだけかもしれません。

 

僕が学生の頃、パソコンやってるのなんか一部のオタクだけでしたよ。

みんな会社に入ってから覚えたんだと思います。

「できる!ウィンドウズ98」みたいな本も売れてましたね。

僕も買いましたが、めちゃくちゃバカにされましたよ。

「そういうの買うヤツに限ってできるようにならない」と言われました。

確かに、「ウィンドウズで音を録音してみよう!」とかそんなやり方を見てもなんの役にも立たなかったです・・・

でもね、どこから始めていいかわからないから、ああいうものにもすがるんですよ。

 

仮に今、学生でパソコンが使えない人が増えているとしても、彼らが仕事を始め、その中で必要に迫られれば使うでしょう。

そしてあっさりと使いこなしてしまうと思っています。

その中で興味を持ち、さらに専門性を高めていく人もいるでしょう。

 

そもそも、パソコンなんてとっつきにくいようにできているのですから、最初から分かるわけないと思います。

パソコンを使う目的がはっきりしていなければ、なおさらです。

 

逆に言えば、目的を与えられれば、若い世代の方がよっぽどスマートに目標地点にたどり着く能力が高いと思っています。

情報を検索したり選別する能力は若い世代ほど高いと思います。

 

僕は、今でこそパソコンに詳しい部類ですが、初めてパソコンを見たときは本当に何もわかりませんでした。

初めて家にパソコンが来たのは、僕が大学に行っていた頃でした。

親が「もうこれからはインターネットの時代だから」と言いだし、親がパソコンに詳しかった兄と一緒に選んだのです。

分厚いモニターがついた、DellコンピュータのデスクトップPCで、Windowsの95だか98だかが入っていました。

 

電源のつけ方と落とし方だけ教えてもらいましたが、これで何をするのか、見当もつきません。

しばらく経って覚えたことといえば、ソリティアとフリーセルだけでした。

 

学校で周りを見れば、

同級生「レポートはワードで作ります」

同級生「ねえねえ、スヌーピーのスクリーンセーバー、インストールした?」

同級生「したした!ダブルクリックしたらインストールできたよ!チョー可愛いよね」

同級生「今度、あの写真、添付ファイルで送るね」

とかやっちゃってるんですよ。

 

「ワード」「スクリーンセーバー」「インストール」「添付ファイル」

なんか聞いたこともない、かっこいいけどムカツク言葉をさも当然のように連発する周囲の人間たち・・・

 

僕だけが取り残されたようで、狼狽えました。

 

しまいにゃ、流行かぶれの意識高い系女子が

「もうインターネットがない生活なんて想像できなあーい」

「あ、あたしこれからタワレコ行くから、じゃあね☆」

とか抜かしちゃってるんです。

僕「何がタワレコだよ、この野郎」・・・

 

最初はうろたえてましたが、この戯言を聞いて、天邪鬼の僕は決心しました。

 

僕「決めたぞ。死ぬまでインターネットなんか使うもんか!!!」

 

・・・・

 

そして10数年が経ちました。

気がつけば、僕自身が、他の誰よりもインターネットがないと生活できない人間になっていたのです。

パソコンそのものがなくなる?

あと、人によっては、

 

「将来はスマホだけで仕事をできるようになる」

「開発もスマホでするようになる」

 

という人もいます。

これは確かにあるかもしれませんが、だからと言って、パソコンの知識が全く必要ないような状況がすぐに生まれるとも思えません。

 

また、

「将来はAIが全部やってくれる」

「プログラムもAIが書くのでプログラマも必要ない」

これなんか、さらにマユツバと思っています。

 

ですがもし、本当にこんな時代が来るならば、何も恐れる必要はないと思います。

その時はどうせ大多数の人が仕事を失っているでしょう。

例えば悪いですが、戦後、焼け野原からスタートしたことを思えば、何か新しいチャンスかもしれません。

 

というわけで今回は、コンピュータに関して少し個人的な意見を書いてみました。

今後は、コンピュータ関係の知識なんかも、独学で学んだ経験を交えながら紹介していきたいと思います。

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