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子供に安いペンタブレットを買ってみた

2017年4月11日

子供にペンタブレットを買いました。

今は安いながらも高性能なものがあります。子供もお絵かきが大好きなようなので、楽しく遊んでほしいと思います。

今回は、購入のいきさつと買ったアイテムを紹介しようと思います。

妻の娘は絵が得意らしいと知った

今回の主役は小学3年生になる妻の娘です。妻の娘なんて書き方からお分かりかもしれませんが、いわゆる連れ子です。しかも国際結婚なので、言葉もあまり通じない状態です。

とある週末のことですが、娘はいつものようにiPadを遊んだりパソコンで遊んだりしていました。

犬や猫と遊ぶのに飽きるとまたiPadをやり、それに飽きるとそこらへんを少し歩き、再びパソコンでゲームをやる・・・それのループです。面白いことに、この無限ループの中にテレビは入ってきません。もはやテレビの時代ではないのかなと思わされます。

子供がパソコンから離れたときに、妻がたまたま娘のパソコンを見たら、Windows付属のペイントソフトでなかなかの絵を描いていたのです。

これを普通のマウスで描いていたらしいんです。芸術センスゼロの僕には絵のよしあしは評価できませんが、あのWindows付属のペイントソフトとパソコンのマウスでこれを描いたのはなかなかのものだと思いました。

しかも最初のうちは保存の仕方もわからず、描いては消してを繰り返していたそうです。無意識のうちに「どうせまだ子供だし・・・」という目線で子供のことを見ていたのですが、子供の成長の早さにはいつも驚かされます。こうやってあっという間に大人になって、大人を追い越して行くんでしょうね。

思わず、僕が子供の頃にファミコンが初めて家に来た時のことを思い出しました。今となってはレトロアイテムですが、当時の日本はバブルの真っ最中で、アメリカを追い越してしまうのではないかなんていわれていた時代です。

そんな時代の最先端のゲーム機器でした。

お金を払って買って来たのは父親なのに、真っ先に上達したのは子供の僕でした。父親としては面白くなかったでしょう。しかし子供の柔軟性ってこういうところに出るんですよね。

しかし30年近い時間が経ち、今度は僕が当時の父親のような世代になり次の世代の子供の柔軟性に驚く順番です。こうやって時代は移ろいできたんだなとしみじみと思います。。

子供の可能性を信じた母親

この日は子供の絵のうまさに驚いたわけですが、この伏線は実は2年ほど前にあったそうです。当時はまだ小学1年生の娘に、妻はこんな本を買ってあげたそうなんです。

外国語で書かれていますが、「漫画の描き方」という内容の本です。表紙はちょっと萌え系ですが、内容はかなり本格的で構図の取り方や人物の書き方などが解説されています。

パラパラとめくっていくと、かなりレベルの高い内容まで紹介されています。娘はこの本を2年間大事にしていたそうです。机の上のすぐ手が届くところにいつも置いて、ときどき自分で練習していたそうです。妻はなぜ漫画の本を、そしてこんな難しそうな本を選んだのかはわかりません。

僕には親としての経験がないながらも、妻は子供の伸ばし方がうまいといつも思っています。家の中のルールを教える時とか、家の仕事を分担させる時の動機付けもとてもうまいのです。

力で押さえるけるわけでもなく、かといってご褒美で釣る感じでもないのです。

そのため子供はいつも納得してから自分の分担をこなします。そしてそれ以外の自分の時間はのびのびと自分の好きなことをする。

こういう空気というか環境を作れるのあってある意味すごい能力だと思います。昔読んだ「7つの習慣」という本にも似たようなことが書いてありましたが、そこに書いてあったようなことを自然と実行しているようです。

この本は「意識高い系のビジネスマンの書」的な感じで敬遠されがちですが、僕はKindleを買った時になんとなく買って読んでみたら、目からウロコでした。内容はビジネスマンのことばかりではなく、家族や恋人、友人との人間関係を豊かにするための核となる考え方がぎっしり詰まっています。子供や夫とふれあい、ポジティブな影響を及ぼすことができる立ち位置にいる母親こそ読むべき本かなとさえ思いました。

少し話が逸れますが、妻にはもう一人、上の娘(そちらも僕にとっては連れ子です)がいます。その子が小学生の頃、成績はクラスでいつも下から1番目か2番目だったそうです。

家では勉強もせず、テレビの前にペタンと座り込んでずっと動かない子供だったそうです。

妻は叱ったり勉強を強要せず自分からやる気になるまで待ったそうです。普通ならば「相手はまだ小学生だから」と、大人がルールや予定を作ってあげたくなるところです。

妻も内心は心配していたそうですが、その不安を飲み込み、自分の子供を信用して口を出さずに待っていたそうです。

すると小学生高学年のある日、彼女は自分の口から「自分を変えたい」と言いだし、誰に言われるでもなく自発的に勉強をするようになったそうです。

その後は学校の活動にも積極的に参加するようになり、優秀な成績で高校を卒業しタイの私学でトップ3に入る大学に進み卒業しました。

お絵かきの能力を伸ばすアイデア

僕たちは見せてくれた絵に感心し、このお絵かきをもう少し助けてあげようという話になりました。

お絵かきだけならスケッチブックと色鉛筆でも買ってあげればいいのですが、せっかくパソコンで絵を描いたのだからここから何か次のステップへつなげたい。

子供の可能性は無限です。無限というのは大袈裟にしても、少なくとも歳をとった大人よりは大きいものです。

さっきのファミコンの例ではありませんが、新しいものへの適応力や吸収力では子供の右に出るものはいません。赤ん坊がタブレットやスマホで遊ぶ様子を見てもそれは感じます。

今回はたまたまパソコンでお絵かきがきっかけですが、今後、コンピュータを通じて違う世界に興味を持つかもしれない。もしかしたらそれもそのうち飽きて、ぜんぜん違うことをするかもしれない。結果は重要ではありませんが、何か新しいきっかけをあげたいなという思いました。

妻はパソコン関係にはかなり疎いので、どうしたものかと考えていましたが、昔デザイナーの人たちがペンタブレットを使ってコンピュータで描画をしていたのを思い出しました。

iPadからも「iPad Pro」という新モデルが出て、それでペンデバイスを使えるのでいろんなことができるはずだと思い、話してみました。

それで皆でネットを検索しながら検討しました。

iPad Pro + Appleペンは却下

まず、iPad Proはすぐに却下になりました。理由は高すぎるからです 😭

YouTubeなどで動画を見るとたしかに素晴らしいとは思うのですが、本体も高いしペンもなかなかの値段です…

新しいiPad Proならばお絵かき以外にもいろいろできるのはわかりますが、iPadはすでに一つあるので、これだけのために新しく買う理由にはなりませんでした。

ワコムのペンタブレットで即決

次に出てきたのは、ワコムのペンタブレットです。

僕が昔見た、デザイナーの仕事をしている人が使っていたのもワコムの製品でした。当時は確か3万円くらいで、何段階だか忘れましたがすごく繊細に筆圧を感知できると言っていたのを記憶しています。そんなわけで安心のブランドです。

検索すると、今回の目的にぴったりの商品が出てきました。

値段は1万円以下とお手頃で、子供の入門には十分な機能がついています。

ワコムからエントリーモデルだけでなく、高機能でその分高額なものもあるのですが、正直なところ、いきなり3万円超えのプロのクリエイター向けのデバイスを買うのは抵抗があります。

初心者には高すぎるし、もし使いこなせなかったらもったいないし… 最初はエントリーモデルで慣れてもらって「これではもう足りない」というレベルになったら、今度こそ最高のものにアップグレードするのがいいという結論になりました。

いざ結論が出たら購入ですが、僕たちが住んでいるのタイで、問題はこれがタイでも買えるかどうかです。僕はタイのローカル情報の検索ができないので、上の子に頼んで検索してもらうと売っているお店がすぐに見つかりました。

すぐにそのお店へ向かうと… ありました!

携帯電話ばっかり売っている店でしたが、なぜかペンタブレットが山積みになっています。値段は2,990バーツ。日本円に換算すると1万円弱です。日本よりも若干割高ですが、日本で買って輸送することを考えたら安上がりです。

せっかく楽しみにしている娘もいますし即買いしました。

実際にペンタブレットを使ってみた

そんなわけで、ワコムのペンタブレットを購入し、娘に使ってもらいました。

ワコムのペンタブレットを使って最初に描いた絵を紹介しましょう。

初めはペンを操作するパッドと画面が違う場所にあるので戸惑っていましたが、すぐに線を引けるようになっていました。

何のキャラクターかは僕にはわかりませんが、上の2枚の絵は最初の30分くらいで描いたものです。

これが子供の絵としてレベルが高いのかどうかはわかりませんが、初めて使ってここまでできるとは思っていなかったので驚きました。

妻も感心していましたし、娘も喜んでいるのでいい買い物をしたと思っています。

次のステップ?

今回は、ペンタブレットを買ってハッピーエンドだったのですが、僕は勝手に先のことまで考えてしまいました。それは、子供の柔らかい頭をもってすれば画像編集のソフトとかも抵抗なく使えるんじゃないかということです。

画像編集というのは、PhotoshopとかIllustratorとかのソフトですね。今もそうだと思いますが、これからの時代のクリエイターは今まで以上にITスキルが求められると思うのです。

とはいえいきなりそんな先の話を勝手に決められても困ると思うので口には出しませんでしたが…

と、ペンタブレットを買っただけなのに、いろんなことを考えた日でした。単純におもちゃとしても楽しめますし、遊びの要素を取り入れながらコンピュータのリテラシーも身につきます。さらに隠れた才能を見つけることができるかもしれないという一石二鳥にも一石三鳥にもなるものだと思いました。

追伸

この記事を最初に書いてから3年弱の時間が経ちこの子はもう中学一年生になりましたが、まだ絵を描くのが好きなようです。

最近、iPadとApple Pencilを買ってあげました。iPad Air (2019年)にApple Pencil、フィルムとケースで9万円を超える高額な買い物になりましたが😓

購入後は「Procreate」というプロも使用しているというクリエイター向けのアプリをインストールしました。たしか1200円くらいでしたが、非常に高機能なアプリなのでこれだけでお絵描きには十分のようです。

思えば、一つのことをこれだけ長期間にわたって続けているというのは本当に好きなんだと思います。特に相手が子供ですと、最初からカタチから入ろうとするのは違う気もしますが、これだけ長いこと好きなことならばしっかりと投資する価値があると思いました。

これからは生き方もますます多様化して、自分の好きを仕事にする可能性も今よりもっと多いと思うので、遊びを通じて自分が好きなことを伸ばして、自分で自分の生き方で選んで決められる大人になってくれればいいなと願っています。

最近の作品

最後に、新しいiPad AirとApple Pencilで描いた最近の作品を少し紹介します。このくらいまで来るとプロと比較したくもなりますが、中学一年生にそれは酷かもしれませんね😅

ただ、この子の3年前の絵と比べればとても上達したと思います。

 

YouTubeもはじめてみた

あとは、お絵かきの様子をYouTubeにアップしてみました。動画はこちらからご覧いただけます↓↓

Japan Cartoon Drawing (YouTubeチャンネル)

YouTubeに関しては、最近流行の動画メディアに参加してみたいという僕の個人的な興味でやっているので、品質の問題等は僕にありますのであしからず 🙇‍♂️

 

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