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銀行預金しか知らなかった僕が投資の第一歩を踏み出すきっかけとなった本

2020年3月14日

今回は、お金に関する知識がゼロに等しかった僕が資産形成や不労所得に取り組むきっかけとなった一冊の本を紹介したいと思います。

僕自身はほんの3年前までお金に関する知識がゼロでした。どのくらい知識がなかったかというと

  • 生活資金も貯金も全部一つの銀行口座
  • 株は怖い、ダメ絶対
  • 不動産は損するだけ
  • FXなんてギャンブルと一緒
  • お金持ちはズルイ!キタナイ人たち!😡

こんなレベルでした。。。

そんな僕が2016年にある本を読み、その年の終わりから投資を始めました。そして2019年までに40万円弱の利益を出し、その後は資産を不動産投資に振り向けて、今では家賃収入を得るようになりました。

そして次は「不労所得だけで生活を賄える状態」を目指しています。いつごろ達成できるかはわかりませんが、お金の心配がなくなって、イヤなことを我慢しなくても生きていければなと夢見ています。

このように、3年前と比べると別人レベルで考え方が変わっていますが、そのきっかけを与えてくれたのが「難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!」という本でした。

この本は以下の方に適していると思います。

  • お金を全部銀行に預けている人
  • 仕事をしている人
  • 将来の生活資金とか不安だけど何をどこから始めればいいかわからない人
  • 株とか投資は怖いと思っている人

実はこれらすべて、この本を読む前の僕自身のことなのです。

しかしこの本を読むことによって、マネーリテラシーの基本を理解することができ、そして実際に投資を初めることによってより深くお金について考えるようになりました。今となっては、どうしてもっと早く勉強をしなかったんだろうと悔やむばかりです。

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また、すでに証券会社に口座を持っていても、短期的な株やFXの売買で「勝った負けた」という投機的な接し方しかしていない方にとっても、王道の長期投資の考え方を理解する上で役立つと思います。

「株って怖い」というイメージを持つ方も多いと思います。僕がまさにそれで「知らないことには手を出すな」という格言に従い一切手を出さなかったので、イメージが払拭されるはずもありません。

じつは株には短期的な投機と長期的な投資という二つの異なる性格があり、多くの方が想像するのは、自分のキャパを超えて短期の売買を繰り返す前者の方です。

「強制ロスカット」「追証(おいしょう)」などのワードや、株の暴落があった翌日に人身事故が起こると「株のせいか…」なんて話題になったりというのはまさにギャンブルとしての株のイメージですが、「株」というとまずこちらを想像する人がかなり多いでしょう(僕もそうでした)。

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この本においてはそうした手法は

それは投資ではなくトレーディングという特殊なゲームであり、車の免許しか持っていない人が戦闘機に乗って空中戦をやるようなもの

として、ハッキリと投資とは区別しています。

この本が紹介する方法は、少しのリスクを受け入れることで長期的なリターンをとりに行くというものであり、短期的には元本割れのリスクはあれども長期間になればなるほど利益を上げる可能性が高いというものです。これで破滅的な損失を出す可能性は、今の世界秩序が転覆したり資本主義そのものが否定されるような異常な事態が起こるのと同じくらい低い確率だと思います。

この本は投資手法を指南する本として、そして今の時代に必須のマネーリテラシーの基礎を教えてくれる本として最適であると思います。

お金の知識がゼロのまま30代半ばになってしまった

僕が10代のころ、バブル景気がはじけ大人が熱狂していた株も不動産も暴落しました。そのせいか、投資というものをまったく知らないうちから「投資は怖いもの、危ないもの」と認識するようになりました。また、父が職を失い借金まみれになり財産をすべて失うのを目の当たりにして、借金もとにかく恐ろしいものだという意識を植え付けられました。

学校を卒業した僕は、「投資も借金もクレジットカードも怖いもの、ダメ絶対」ととにかく避けていました。お金に関する知識を学ぶことも消極的で、資産形成といった発想もゼロで、給料も生活費も貯金もすべて一つの銀行口座というスタイルでした。こんなやり方のを30代半ばまで続けていました。

なんでも外的要因のせいにしてもダメとわかってはいるのですが、世代や境遇的に似たようなトラウマ的なものを持っている方も多いかなと思います。

資産形成の必要性

若い頃は

年金なんかハナからアテにしてねーよ

なんて根拠のない自信があったのですが、気づけば僕も中年の仲間入りをし、まだ遠い未来の話だと思っていた「老後」を徐々に現実のものとして感じ不安になります。

「歳食ってまでダラダラと生き永らえたいとは思わないね」なんてイキがっていた僕ですが、中年になってもまだ生きていて、むしろ「自分はまだまだ」なんて思っているのです。おそらく老人になったら「もっと長生きしたい」と思っているんだろうな思います。

となると、残りの人生をどうしのいでいくかに心配が移ります。老後を待たずして、その手前の40代50代で食いっぱぐれる可能性だってあります。

まだ起きてもいない未来を心配しても不安になるだけで解決策は見えてきません。そこで「安心感を得るにはやっぱりお金なのか」ということを30代半ばにしてやっと知り、そこではじめて「資産」とかそういうワードに興味を持つようになりました。

どこからはじめたらいいかわからない

しかし、いざ始めようと思ってもどこから始めていいかまったくわかりません。そんな折に「難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!」という本に出会ったのです。

本は、転職に伴い前職の退職金500万を受け取ったものの、お金に対する知識がゼロでどうしたらいいかわからず銀行に預けたままになっている30代の著者(大橋氏)が、金融の専門家である山崎元(はじめ)氏にアドバイスを請うという対話形式の設定になっています。

投資対象として紹介しているのは国債と投資信託だけで、年に3〜5%のリターンを目指すという内容です。

投資信託にいたってはたった二つしか出てきません。

山崎氏は、世の中にある何千もの投資信託のほとんどは、検討する価値すらないとすらいっています。証券会社に勤めている人がこんなこといってしまっていいのかと思うほどですが、業界を内部から見てきたベテランの方の意見には説得力があります。

そしてここが重要なのですが、紹介する投資手法は最低限の労力でリスクを抑えつつ、会社員の仕事をしていても現実的に実践できる手法にフォーカスしています。株価が気になって仕事が上の空だとか、寝る間も惜しんで勉強とか、そういう生活や仕事に影響が出るようなやり方は出てきません。

最初は「こんな簡単なやり方で大丈夫なのか?」と思いましたが、本書では一つ一つの具体的な行動や選択に対して「なぜそうするのか」また「なぜダメなのか」という根拠が明確に示されていて、これこそが私たちの多くに必要なマネーリテラシーなのだと思いました。

投資手法のネタバレをするだけならたった数行の文章で終わってしまいますが、本書の真の価値は、どこから手をつけていいかわからない初心者の頭に資産形成の土台となる考え方をインストールし、実際に最初の一歩を踏み出すまでの具体的な方法に提示しているところにあります。

実際にやってみる

本書を読んだ僕は、その内容をもとに投資の第一歩を踏み出しました。

本の中の設定では500万円の銀行預金を初期資金として始めていますが、僕は毎月積み立てのような感じでいくと決めました。著者とは状況は違いますが、基本的な考えは理解できていたので、自分の状況に合わせて置き換えてみました。

まずやったのは以下のことです。

  1. 楽天証券に口座を開設した
  2. NISAに申し込み
  3. 個人型確定拠出年金に申し込み

これらの手続きは必須ですね。本の中では、SBI証券を使って説明をしていますが、大手なら大体同じということと、なんとなく楽天証券の方がよさそうだと思ったので、僕は楽天証券を選ぶことにしました。口座が開設されNISA等の準備ができた段階で投資を始めてみました。

そして実際ににやったのはこれだけです。

  1. 国債は買わないことに決めた。理由は金利が低すぎること。元本保証というメリットに僕は魅力を感じなかった
  2. 個人型確定拠出年金の枠は上限まで使う(といっても会社員の僕は12000円が上限で、後に企業型確定拠出を設けたため、以降は個人型を拠出できなくなった)
  3. NISAも税優遇があるので上限まで使う
  4. 投資信託は日本株と外国株(先進国)のインデックス型ファンドを買った

たったこれだけです。国債を買わないとか、本の内容とは違う行動も取っていますが、投資信託の選び方などの基本的な考え方は山崎氏のアドバイスに従っています。

また投資信託は、徐々に日本株の割合を下げ、ある時期からは外国株のみにしました。外国株でアメリカ、欧州、オセアニアなど世界経済のかなりの部分をカバーしていますし、あとは単純に、僕には日本株よりも外国株の方が魅力的に見えたためです。

あとは心構え的な部分では、

  1. 老後資金だから短期間の値動きは一切気にしない
  2. 老後資金だから20年とかの長期間でトータルで上がっていればいいと考える
  3. 仮に元本が割れたところでいきなりゼロになるようはない。リターンを期待する以上、多少のリスクは当たり前。

値下がりした時などは常にこんなふうに自分に言い聞かせていました。

その結果、2016年の終わり頃から2019年の夏までに380万円弱の資産を作ることができました。自分の積み立てたお金は340万円くらいだったので、40万円弱の利益です。NISAを利用しているので利益に対して税金もかかりませんでした。

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実際の資産の推移

余談ですがこの資産は2019年の夏にすべて引き出しました。

たった3年で引き出しちゃったら投資の意味ないじゃない! 

と突っ込まれそうですが、その理由は、タイの不動産に投資する元手にするためです。タイで住宅を購入し、賃貸することで家賃収入を得ています。

投資信託を引き上げましたが、投資信託自体に問題があったわけではありません。むしろ、せっかく積み立ててきたからもっと大きくしたいという思いでした。

夫婦として考えた場合、不動産の方がより高いリターンを期待できると思っただけです。投資信託もしながら不動産もできれば一番ですが、僕たちの資産状況では投資対象をどちらかに絞る必要がありました。

余談ですが、バブル崩壊と土地神話の崩壊を目の当たりにして、不動産なんか怖いと思っていた僕が不動産、ましてや一般的にハイリスクと考えられる海外の不動産に投資をするなんて自分自身でも驚いています。

大げさに聞こえるかもしれませんが、この本をきっかけに投資や資産形成の最初の一歩を踏み出せていたからだと思っています。

もしこの本に出会っていなかったら、僕はもしかすると今でも銀行預金しかお金の扱い方を知らず、タイの不動産に対しても頑なに「不動産なんてキケンだ!オレが死ぬまで稼ぐから!」といって妻の話に取り合わず、一人で仕事のストレスや将来の不安を抱え込んでいた可能性は非常に高いと思いますから。

今となっては、「どうしてももっと早く、20代の頃にこういうことに気づかなかったんだ!10年早く気がついていれば、今はもっといいポジションにつけていたはずなのに」と猛省するばかりです。

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投資においては「時間を味方につける」ことが極めて重要だといわれます。

下のグラフは、月々6250円のお金をリターン率5%の投資信託に50年積み立てたときのシミュレーションです。グラフを見るとお分かりの通り、逆に最初のうちはグラフは緩やかですが、年を経るごとに伸び方が鋭くなっています。そして最後には積み立てたお金の3倍以上の利益を上げています。

この正体は「複利効果」であり、時間を味方につけるとはまさにこのことなのです。この恩恵にあずかるには少しでも早くから投資を始めておくことがカギです。だからこそ僕は「なんでもっと早く始めなかったんだ」と後悔もしますし、同時に「遅くはなったけど気づくことができてよかった」という気持ちもあります。

Kindle版がオススメ

以上、僕自身が「難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!」を読んで学び、そして実践した経緯、やってよかったと思うことなどを紹介してきました。

Kindle版があるのでスマホやタブレットで今すぐに読めるのでぜひチェックしてみてください。

ちなみにですが、僕がこの本を知ったのは、Kindle Unlimitedに読み放題の本として含まれていたからです。

ある日この本を見つけて、「タダだし読んでみるか」と軽いノリで読んでみたのですが、マネーリテラシーゼロだった僕にとっては人生を変えたと過言でないほどのインパクトでした。

その後、この本はKindle Unlimitedから姿を消してしまったのですが、再び改訂版としてKindle Unlimitedの読み放題タイトルに復活してくれました!(2020年3月現在)

Kindle Unlimitedは和書だけでも12万冊以上ある上に漫画や雑誌も多数が読み放題し、しかもこの一冊を読むだけでもKindle Unlimitedの月額の元が取れてしまいます。無料お試しもできるのでぜひチェックしてみてください😊

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